34カオス ー幕間狂言ー

 いつもなら近況ノートに書くようなネタなのですが、あまりにおもしろい! と思えたので、こっちに書きます。


 ※


 デンソーウェーブ、日立キャピタル、日立システムズは12月11日、ロボットとRPAを活用して契約書などの押印を自動化するサービスを発表した。金融機関や自治体など、契約書・請求書の電子化が進んでいない業界の押印作業を効率化する狙い。2020年3月から月額制で提供する予定。(ITmedia NEWS)


 ※


「押印ロボット」!


 じつに日本的なニーズから生まれた、ある意味ばかばかしい発明だと思いませんか?


 印鑑文化のない国の人から見たら、不合理かつ無意味、不可思議な発明にちがいない。


 来年のイグノーベル賞ものですよ。


 書類にを押す慣習をやめればいいだけじゃないですか! いわゆるシャチハタ印もそれってどうなの、そうまでして印鑑って必要? と思ってしまう発明品でしたが……はんこを押すロボットかあ。


 これを科学技術の無駄遣いと考えるか、非常にユニークでおもしろい発明だと考えるかに。その人の人生観が現れるような気がする(オーバーですかね)。


 私はこれを「おもしろーい」と感じられるような人と友だちになりたいですね(笑)


 これを機会に、はんこを押すって行為が見直されてもいいんじゃあないですか。大変な技術ですよ、これきっと。


 などと、おもしろがりながら今日もいくつかの書類にはんこをつく私なのでした。私の代わりにこのロボットが押してくれないかな――えっ? 私の押印が少なすぎてレンタル料が割りに合わない? そりゃあそうですよね!

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