これ、不思議に思っていました。江國香織さんの作品は、漢字をひらいているんですね。あえて、ひらがななんだなー、とは分かっていたんですが。確かに、なめらかな作品と合う雰囲気になんですよね。勉強になります!(*^▽^*)
作者からの返信
そうなんです。
あえて…ひらがなで書いてるんですよね。
ナチュラルにそういうりひらき方をする作者と、ことさら「ひらいてみせよう」とする文体があると思います。
前者は、センス
後者は、テクニック
です。
いずれにしても魅力的な「ひらき方」ができる作者さんは、特別な能力を持った人といえるでしょう。
「漢字をひらく」……初めて知った言葉です。あえて平仮名で表記することで、雰囲気を出せますものね。程々に、ひらいていきたいです……匙加減が難しそう!
作者からの返信
漢字の開き方には、作家さんの個性や、作品ごとの使い分けがあります。
漢字の量は小説の雰囲気を大きく左右する要素なので、意識する作家さんはとても意識していますね。
手元に本があるなら、複数の作家さんで同じ言葉をどう書き表しているか、比べてみるとおもしろいと思います。