〇閑話 人物紹介.その40 ―――――――

※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。

 主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり

 現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。


 ここまでのお話をお読みになられた後に見られることを推奨します。


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『ピマーレ』

 ・女

 ・27歳

 ・T171  B86(D+) W58(UB69) H85

 ・スタイリッシュで妖しさある美女



 ・カッジーラ一味の分隊の1つ、ピマーレ隊のリーダー。

 ・薄褐色肌に白銀髪のスタイリッシュなショートヘアー。

 ・あえて毒々しい色味の、青紫のリップとアイシャドウを付けている


 ・気だるげなモデルのような雰囲気と、

  夜に暗躍する妖しげなスパイのような雰囲気を持つ女賊徒。

 ・野郎共の中にあって、

  言葉遣いはそこまで荒くはなく、比較的丁寧。

 ・しなやかな肢体という言葉が似合う、

  比較的高い背と細くて非常に柔らかい身体をしており、

  スマートな行動で仕事を成し遂げる事を良しとする。


 ・カッジーラ親分に対して盲目的ではなく、

  理知的にその動きを観察するなど、分隊の長たちの中でも

  頭一つ抜けた優秀さと冷静さを持っている。


 ・全裸の上にライダースーツのような、

  チャックを閉じればピッチリと身体に張り付く

  特殊な鈍色の服を常用。

 ・チャックを閉じている間、

  光の照り返しや艶がなくなる特殊素材で出来ており、

  夜間や暗い場所においての隠密行動に適している。

 ・完全オーダーメイドで、彼女の体形に合わせているため、

  僅かでも狂いが生じないよう、日々自己管理は欠かせない。


 ・隊の手下たちからは “ 姉御 ” 《あねご》と呼ばれており、

  あまり気に入ってはいないのだが、

  いちいちやめろと言うのも面倒なので、許容している。



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『オバイマム』

 ・男

 ・41歳

 ・T168

 ・大臣の中でも最も能力とポストが合ってない


 ・治安維持部隊の権力を一手に握る長官ポストの大臣。

 ・自分が権力を握るため、王都の治安維持部隊の組織構造を分割せず、

  広大な王都を護る組織としては致命的な1本化構造のせいで、

  下っ端が苦労するという、典型的な利己的ダメ大臣。

 ・隣の芝生の方が青く見えると騒ぐ典型で、

  他の大臣が利益を得ると、すぐに妬ましくなるタイプ。


 ・これまでは家柄や親族のバックアップのおかげで

  今の地位に上ることができたが、

  カッジーラ一味に対して治安維持部隊があまりに不甲斐ないせいで

  最近は肩身が狭くなり、彼を支援する者も目減りしている。


 ・その実、カッジーラ一味と後ろで繋がっている大臣の一人でもあり、

  独自にピマーレ隊と接触して、ピマーレと取引を交わしている。



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『ポドウ』

 ・男

 ・23歳

 ・T192

 ・分かりやすい粗暴な山賊


 ・カッジーラ一味の賊徒で、ピマーレ隊の中堅どころ。

 ・常に冷静でスマートに活動するピマーレとは正反対の、

  野心と欲望のままに行動しようとするタイプ。


 ・元はワダン王国で山賊をやっていたが、

  カッジーラ一味がファルマズィ=ヴァ=ハールへと

  活動の場を移す直前に加入した、比較的新参。


 ・優れているとは言い難いが、分かりやすい山賊の親分気質なため、

  カッジーラ一味内でも特に程度の低い者の支持をそれなりに受けている。


 ・ピマーレの嘘にのせられ、独立してポドウ分隊を作ったが、

  王国の治安維持部隊によって早々に潰されてしまった。



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