〇閑話 人物紹介.その31 ――――――――

※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。

 主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり

 現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。


 ここまでのお話をお読みになられた後に見られることを推奨します。


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『イクルド』

 ・性別:男

 ・年齢:37歳

 ・T174

 ・匹夫な隊長


 ・ファルマズィ=ヴァ=ハール王国の軍人で、

  普段はありふれた低位の管理職ともいえる兵長をしている。

 ・実戦的な部隊ではなく、実働段階に入った訓練兵の研修を担う

  予備隊の1つを管理しているだけで、実質ただの一兵卒。


 ・これといった才能を持たず、

  あらゆる点において平凡極まりない男だが、

  任務には真面目で、がんばって取り組むタイプ。

 ・少年の頃から真面目に努力はするのだが、

  結果に繋がらない、その要領の悪さから、

  中年代の年頃になってもほとんど出世できないでいる。


 ・実地訓練の一環で、よく砂漠に新兵を引き連れて行くため、

  砂漠での統率および行動には一定の経験値があり、

  そうした点から今回、王より直令を受け、

  アムトゥラミュクムに同行する兵士達の隊長を担う事となった。



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『サルダン』

 ・性別:男

 ・年齢:24歳

 ・T164

 ・不真面目な新兵。


 ・20を越えてから兵士になったため、

  まだ経験の浅い王国軍の下っ端兵士。

 ・普段から不真面目な態度が目につくが、

  任務を与えると死にたくないからと、それなりにこなす。


 ・イウルド同様、才能はなく凡庸な人間だが、

  悪い意味で要領がいいため、雑多な兵卒にありながら

  最低限以上の働きは出来ている。

 ・一方で、普段の訓練をよくサボることから、

  罰として簡単なれど砂漠に出なければいけない過酷な仕事を

  よく与えられていた。


 ・今回、イクルドに付いて副長に据えられたのも、

  そんな砂漠での活動経験を買われたからである。

 ・当初はアムトゥラミュクムに懐疑的であった。 



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『ザーイムン』

 ・性別:男

 ・年齢:??歳

 ・T175 → 180

 ・一番流暢で丁寧な喋り方をする長男。

 ・「閑話 人物紹介.その17」

  「第267話 成長した子らは今日も変わりなし」

  「第339話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その1 ―」

  「第340話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その2 ―」なども参照


 ・タッカ・ミミクルィゾン真似をする怪人、5人の長男。

 ・“ シャルーアの熱 ” によって種の壁を越え進化。

 ・肌の色:灰褐色の灰色肌。

 ・髪の色:青紫の混じった非常に濃いグレー

 ・瞳の色:深い青(本気を出した時は金色+フレアの輝きを伴う)

 ・一人称:俺

 ・シャルーアの呼び方:ママ

 ・兄弟姉妹からの呼称:ザーイ


 ・流暢で好青年然とした丁寧な口調で話す。

 ・5人の兄弟姉妹の中で、もっともバランスに優れ、

  穏やかなリーダーシップとカリスマを有する、

  頼もしいお兄ちゃんに成長。

 ・何かあると、率先して事に当たろうとする、

  長兄としての責任感を持ちつつも、

  同時に弟妹達をよく信頼し、

  任せるべきはしかと任せる度量の広さもある。

 

 ・総合的な戦闘力に秀で、普段の生活でも何でもできるが、

  反面、器用貧乏な点があるのも否めず、

  平時は、専門的な得意分野を持つ弟妹達の

  補助行動を担う事が多い。



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『ムシュラフュン』

 ・性別:男

 ・年齢:??歳

 ・T190 → 200

 ・ややたどたどしい話し方をする次男。

 ・「閑話 人物紹介.その17」

  「第267話 成長した子らは今日も変わりなし」

  「第339話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その1 ―」

  「第340話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その2 ―」なども参照



 ・タッカ・ミミクルィゾン真似をする怪人、5人の次男。

 ・“ シャルーアの熱 ” によって種の壁を越え進化。

 ・肌の色:白灰な石灰色。

 ・髪の色:白髪(光が当たると輝き、白銀髪)

 ・瞳の色:シックな白(本気を出した時は金色+フレアの輝きを伴う)

 ・一人称:俺

 ・シャルーアの呼び方:かーさん

 ・兄弟姉妹からの呼称:ムシュラ


 ・以前はややたどたどしい喋り方であったが、

  最終的にかなり流暢になり、寡黙な職人気質な雰囲気で話すようになった。

 ・5人の中でも一番の料理上手で、腕前そのものは既に一流以上。

  しかし、生活圏の関係上、獲得できる食材がそう広範ではないため、

  食材知識や取り扱う経験不足に、モヤモヤしている。

 ・職人気質な性格ではあるが、非常に面倒見も良く、

  何だかんだで兄弟姉妹を寡黙にして見守るように支えている。


 ・もっともジャッカルに似ており、

  種の壁を越えてその顔は完全にジャッカルそのものになった。

 ・だがシャルーア曰く、

  “ あの人にそっくりですが、性格は真逆で不思議な感じ ” との事。



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『アンシージャムン』

 ・性別:女

 ・年齢:??歳

 ・T122 → 150

 ・B73(E+) W40(UB52) H75

    ↓

  B85(G) W47(UB60) H83

 ・ちょっと軽そうなカジュアルな感じの長女。

 ・「閑話 人物紹介.その17」

  「第267話 成長した子らは今日も変わりなし」

  「第339話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その1 ―」

  「第340話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その2 ―」なども参照



 ・タッカ・ミミクルィゾン真似をする怪人、5人の長女。

 ・“ シャルーアの熱 ” によって種の壁を越え進化。

 ・肌の色:薄灰褐色

 ・髪の色:赤紫

 ・瞳の色:紫気味のピンク(本気を出した時は金色+フレアの輝きを伴う)

 ・一人称:アタシ、ウチ、私

 ・シャルーアの呼び方:ママー

 ・兄弟姉妹からの呼称:アンシー


 ・気さくで物腰軽く、5人の中ではかなりカジュアルで、

  ほのかに香るギャル臭な性格。

 ・元より一番のちびっ子ながら美少女な見た目であったが、

  種の壁を越えた後は、小柄なモデル感ある美麗さも身につけ、

  ただ立っている姿を見せつけるだけで

  雑多な男達の目を惹きつけるほどの魅力的な容姿を持つに至った。


 ・家事全般が苦手で、結構できそうに見える料理に至っては食べ専。

 ・しかし、5人の中で一番気配に鋭敏であり、

  元より優れた感覚を有するタッカ・ミミクルィゾン真似をする怪人でありながら、

  更にとびぬけたアンテナを持ち得ている。

 ・その事を活かし、狩りを磨いた結果、

  一流を越えた伝説級の腕前の狩人と言えるほど、狩りが得意になった。



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『ルッタハーズィ』

 ・性別:男

 ・年齢:??歳

 ・T205 → 220

 ・イントネーションの上下に乏しい話方をする三男。

 ・「閑話 人物紹介.その17」

  「第267話 成長した子らは今日も変わりなし」

  「第339話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その1 ―」

  「第340話 お仕事…? ― 子供達と一緒.その2 ―」なども参照



 ・タッカ・ミミクルィゾン真似をする怪人、5人の三男。

 ・“ シャルーアの熱 ” によって種の壁を越え進化。

 ・肌の色:ガテン系日焼け灰色

 ・髪の色:シックで明るい黄土色

 ・瞳の色:暗い黄色(本気を出した時は金色+フレアの輝きを伴う)

 ・一人称:俺

 ・シャルーアの呼び方:母(はは)

 ・兄弟姉妹からの呼称:ルッタ


 ・兄弟一の巨躯を持ち、

  名詞や一人称を最初に持ってくる事が多い独特な喋り方をする三男。

 ・その見た目通り、非常に強力なパワーを持ち、

  土木建築やモノ造りの分野に長けている。

 ・勤勉かつ努力家でもあり、

  まだまだ今の自分では足りない、もっと上を目指さなければといった

  強い向学心を持っている。


 ・他の兄弟同様に、より優れた身体つきになったが、

  彼だけは健康的なガテン系の実戦的な雰囲気になっている。

 ・話し方こそ独特で、その見た目にも近寄りがたいモノがあるが、

  率先して疲労しそうな作業を行い、

  他の者になるべく負担をかけさせないようにするなど、

  他者への優しさを強く秘めている。



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