〇閑話 人物紹介.その10 ―――――――――

※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。

 主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり

 現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。


 ここまでのお話をお読みになられた後に見られることを推奨します。


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『パン=レドア』

 ・性別:男

 ・年齢:57歳

 ・T179

 ・ちょびヒゲ


 ・ジューバの町の傭兵ギルド支部、支部長をしている男性。

 ・元傭兵で、50を過ぎて体力が低下し、

  現役を続けるのは不可能と判断して引退。


 ・ジューバの町の生まれで、

  傭兵引退後は故郷で静かに余生を送るつもりでいたが、

  その経歴を買われて傭兵ギルドに勤務、いつの間にか支部長になっていた。


 ・現役時代は、10人以上の大人数でパーティを組んで

  大きな仕事に当たる形を取っており、

  その時の経験が支部長になった今も生きている。

 ・特に多人数パーティのバックアップは手慣れたもの。

 ・体力的には厳しいとはいえ、今でも短時間ならば

  戦闘の方も現役傭兵に負けず劣らずの力を発揮できる。



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『トボラージャ』

 ・性別:男

 ・年齢:33歳

 ・T168

 ・見た目は、世の中ゼニやゼニ!


 ・アイアオネの町の町長。

 ・派手な成金スーツとメガネをかけている男で、言動や態度も成金っぽいが、

  それは対外的に舐められないため、意識してそういう風に振る舞っている。

 ・何故か大阪弁っぽい喋り方をする。


 ・生まれつき虚弱体質で、本来は精の弱い男性であり、

  今でもその身体は骨が浮き出るほどにガリガリである。

 ・派手な服装も、その身体の弱さを隠し、

  他人に見下されないようにする虚勢の意味がある。

 ・一応、現地人で両親とも淡く薄めとはいえ褐色肌なのだが、

  体質のせいか彼の肌は色がより薄く、やや病的。


 ・大の甘党だが、

  それには虚弱体質克服のため、身体に肉を付けようと

  高カロリー食を追求した結果という悲しい背景がある。


 ・初見で抱かれる印象とは違って、本当はなかなか出来た人間で

  政治力も高く、かつ後ろ暗い連中にも理解を示すなど、

  上に立つ者として優れた素質を持っている。

 ・しかしその虚弱体質ゆえにあまり職務がハードな高位の政治家は不向きで、

  町長はその意味でも彼にはベストと言える天職。


 ・シャルーアとは気の合う甘味仲間。

  異性として高く評価しているものの、

  人間よく出来た彼のその性格ゆえ、本当に手を出そうという気はない。



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