マクシムも、自分で動いているわけではないのでダイレクトに尻尾を掴むのは難しいかもしれませんね。
マクシムの命で動いている者経由で彼の企てを暴くしかないのですが……。

問題は、マクシムによる領地経営も、この世界の常識に照らし合わせれば決して無能ではないということ。
つまり、明らかな背任行為が認められなければ、弾劾するのは難しい状況です。

かと言って、マクシムをこの村の差配人に任じたのはエスコフィエ本家のシリルであってティコではないので、今のままでは簡単に解任するということも難しい……。

この辺りのジレンマをどうクリアしていくのか……というのがこの先のメインプロットになっていくかと思います。
また、少々重い話も出てきますが、よろしくお付き合い頂けましたら幸いです^^

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