第零級魔術司書、花菱エリ。彼女の元に舞い込んだのは、人を喰らった魔導書を無事にエンディングへと導くことだった。紡がれるは灰被りの物語。与えられしは魔術師という役割。花菱エリが導く、シンデレラの行く末とは果たして――?
作者である蝉時雨さんの花菱エリの事件簿シリーズ(と勝手に読んでおります)が本当に好きです。
なんといっても、キャラクターが魅力的!特に今回は、花菱エリの姉御的かっこよさに胸がきゅんきゅんいたしました…!
そして、もう一つ忘れてはならないのが、随所に散りばめられたお洒落な呪文の数々。「変わり、換わる<<mimic, mimic>>」なんて、もうどう考えたってカッコいいの塊でしかない…!好きですこのセンス…!
散りばめられた謎、お洒落な世界観、なにより花菱エリのしびれるほどのかっこよさ。
とにかくカッコいいファンタジーです。気になった方は是非一度、お読みくださいませ…!
この『花菱エリ』シリーズのファンがレビューをしているのですが、まぁスタイリッシュ。まぁ格好いい。まぁクール!!!
この三点攻めで、ファンタジーなんてと思ってるあなたもコロリ、花菱エリ氏の魔術に落ちます。
約束します。
花菱エリ氏のストーリーを読んで、後悔は絶対にないということを。
“絵本”に食べられた(この食べられたというか吸い込まれたというか、そこの表現すら作中で読んで感動してほしい)者を救い出す依頼を受けた花菱エリは、同じように“絵本”に食べられて彼の救出を試みる。
果たしてどのように、“絵本”から脱出できるのであろうか──?!
全国津々浦々の花菱エリファンー!!!
魅せられろ!!