按編 例外的な存在
狩りを成功させ、命を貪り、
そんな中で、俺達は生きていく。
でも今は取り敢えず、
<彼女>とも<彼>とも言えない
そして、
子供ができるかどうかは、あくまで繁殖の時だけの話だ。しかも雌として雄として魅力があるかどうかは、パートナーとして選ばれるかどうかの話でしかない。
これまで様子を見てきたところ、
人間(地球人)でも、幼児の間はあまり気にしないよな。それと同じだという印象がある。
人間(地球人)はとにかく型に嵌めて理解を楽にしたがる傾向があるが、自然というものは、実はこういうものなんだろうな。大きな類型に当てはまらない個体も、数は少ないとしても普通に生まれてくる。その中で適応できるものが生き延びるわけだ。
が、子供を残せない事例についてはそのまま消えていくわけだが、<子供を残せない個体>自体がこれまた実は珍しくないんだから、成り行きに任せればいいんだよ。
そういう意味でも、
だからこれでいいと思う。
ちなみに
それも、
結局、人間(地球人)が類型に当てはめようとしすぎて考えすぎているんだよ。実際には自然の方がそういう部分は大らかだ。気にするものもいるものの、気にしないものもそれなりにいる。
だからこそ、異種族である人間に求愛してきたり、生物ですらない自動車とかに求愛してきたりするのがいるんだろう。
もちろんそういうのは例外的な存在でも、そういう例外的なものが存在すること自体が<自然>なんだと改めて思うよ。
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