翔編 幸せの形
新暦〇〇三〇年十二月十五日。
なんていう俺のあれこれとは関係なく、
そして
特に今は、俺とシモーヌが結婚したことで上機嫌である。
俺のことを想ってくれてるというのも確かだとは思うものの、それ以上にシモーヌのことが気になってたんだろうな。
その中で、
それでも
まあそれは、姉である
ちなみに
ただ、
そう言えばその絵本は元々は<コーネリアス号乗員、
と言っても、シモーヌもよくその絵本を読んでるから、ある意味では我が家の共有財産という形になってるのか。
さらには、今では
そのおかげか、
一方、
いや、家族なんだから忘れちゃ駄目だし、母親代わりのイレーネはもちろんのこと、セシリアやエレクシアも当然ながら彼女の存在を把握してるものの、この影の薄さは、
そういう意味でも俺の家族は本当にバリエーション豊かだな。
しかも、血が繋がってるとか繋がってないとか、そんなこともどうでもいい。
皆が仲良く元気でいてくれさえすればそれ以上は望まない。
とか何とか言いつつ、それに加えて幸せでいてほしいともついつい思ってしまうな。
ただなあ、これだけいろんな背景を背負ったのが揃ってると、幸せの形もそれぞれだろうなあ。
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