【カラカル】猫とのお戯れ

「……あら?

ぁ、あなた、プラチナチケットを!


……えっ?


わっ、私は別にPPPのファンなんかじゃないわよっ!


ただみずべをうろついていただけ!


……私を知っているの?

……そう、カラカル

せ、正解よ

よく知ってるわね?


……プラチナチケット?


ほ、本当に別に羨ましくなんかッ!(ギクッ)」






絶対に羨ましがっていると気づいたあなたは……

とあるイタズラを思いつく






「……うぇぇぇっ?

……な、何でそんなピラピラと見せびらかすのよぉ!

ほ、欲しいわけじゃないけど!


……ッ(ウズウズ)


……うみゃああああああああああぁぁぁッ!(バッ)


みゃっ!?

避けられたッ!


え!?

ぁぁぁぁぁッッッッッ……/////(カァァァッ)

いや、な、何度も言うけど欲しいわけじゃないわよ!


ただ……


……ネコのサガよッ!


みゃあっ!

ちょ、そんなにピラピラ動かさないで!

うううううッ!

くやしいいいいいっ!


……もう!バカァ!


あなたにはもう絶対に関わらないんだからね!(プンプン)


何よ!

プラチナチケットだなんていらないわよ!


……えっ?

くれるわけじゃないの?

一緒に来い、ですって!?


嫌よ……

キュルルやサーバルに許可もらってないのに……


……でも……でも


ちょ、ちょっと行きたいだなんて一ミリも思ってないわよッ!」






絶対行きたがってる

そう思ったあなたはカラカルをつれてPPPのもとへ向かった

多少抵抗されたが……






「ちょっとッ……

はぁ……はぁ……(ガクッ)」


「あれぇ、ご主人!

急にいなくなるから心配したよ!

……ふーん?

なるほど、じゃぱりまんを取りに行ったら、みずべちほーに来たカラカルに遭遇したと!」


「あのねぇ!

私はPPPの練習見学がしたくてみずべに来たわけじゃ……」


「わ、私達を見に来たわけじゃないのかしら……?(ウルウル)」


「……見に来たわっ!

見に来たのっ!

だからプリンセス、泣かないで!」


「ほほほ本当!?

ふふ、歓迎よ、じっくり見ていって!」






仕方なくカラカルはあなたのプラチナチケットを使って

PPPの練習を見学することになった






「も、もう!

散々私をいじっておいて今更優しくしてくれても、全然嬉しくないわよ!

本当よ!(プンプン)

……何よ!

はっ、それはッ!?

ね、ねこ、ねこじゃらし!

みゃああああ!?

……ぁぁぁぁぁ/////

別に!

別に遊びたくて遊んでるわけじゃないのよッ!」


「もー、素直になればいいのにぃ〜

ひひっ、わたしは思いきり遊ばせてもらうよ(ニコッ)

にゃっ!にゃっ!

んー、ご主人にアタックっ!(ペシッ)」


「……!

わ、私も本能がッ!

あああああ自分には制御できないッ!

えっ!?あ、別に嫉妬してるわけじゃないのよッ!?

本当の本当の本当よ!(アセアセ)」


「ぐへへぇ〜!

なんだか私もウズウズしてきましたぁ!

まさにPPPと同等の破壊力ッ……(タラーッ)」


「……ええ、ライバル増えた!?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る