お久しぶりです。
繋がったかに見えた糸も、実はダマになり、絡れ、もう取り返しがつかなさそうな気配です。
『思い出』とできるのか、ハラハラしますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
小莉は、本シリーズ前半部分において横断的なテーマを提供し続けた元恋人でしたが、やはりきれいな着地にはなりませんでした。多分にわたしの体験談を含んでいるのですが、初恋の着地というのは往々にして尻もちをつく形になるのでしょうね。
色々な経緯があって彼女には許嫁ができてしまうわけで、その意味ではだいぶ前に「千切れた糸」になっていたわけですが、主人公はその慕情に苦しみ、なんとか可能性を見出そうとしていました。ただ、すでに見込みがないことはわかっており、消耗するだけの恋愛が続いていました。
さて、どのような結末になるのか。そして新たな恋は始まるのか。
引き続き物語をお楽しみいただければ幸いです!
改めましてコメントいただきありがとうございました。
辛いですね。彼女の婚約者の男性は直接には姿を表さなくても常に存在しているという。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
やはりこの二人は会うべきではなかったのです。
本人たちの外側の問題で複雑な状況になってしまったわけですが、
いつの間にか二人で負い切れない問題になってしまいました。
初めての恋愛って難しいですね。
周りに聞いても、だいたい着地に失敗しますね。
でもそこから人は成長していくのかな。
その傷の深さがいい感じで味わいになっていけばいいかなと思います。
どうにかしたい気持ちと現実の区別がつかなくなり、
とうとう袋小路に突き当たってしまった。
そんな描写の回になってしまいました。
いよいよこの恋愛も次回最終回になります。
主人公にとって海外放浪を決断させた大失恋の結末をお楽しみください。
……絶句。なんて残酷な。思わず泣けてきました。読んでいて悔しい!と思う気持ちと情けない!と思う気持ちがごちゃ混ぜです。
やっぱり彼女に会ったら駄目だったんだ、と。
どうやってもきれいに終われない恋……
その後にドキドキ……
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
この項はちょうど一年前の6月に書き上げたものですが、
なんだかもうずいぶん前に書き終わっていたような気持ちがしています。
さてさて。
とうとうこういう結末になってしまいました。
エマにしても小莉にしても、かなり過激な描写がありましたが、
筆者としてはポルノを書きたかったわけではなく、
最もストレートな感情を求めた結果であり、悪しからずというところです。
どうも、すみませんです;;。
あくまでも創作として、小莉をどう位置付けるか悩み続けました。
おっしゃるように、会うべきではなかったのです。
会えば必ず悲しみを見つけることは分かっていました。
でも会わないまましまい込むこともできなかった…。
結果として相当の痛みを伴う結果になりましたが、
気持ちに決着をつけるためにも、やはりこの再会は必要でした。
そこまでして決着をつけたい愛だったのです。
小莉編はいよいよ次項で終了します。
お互いのすべての秘密をさらけだし、
スッキリした気持ちで最後の朝を迎えます。
ラストの情景にもご期待くださいませ!
ぐおおおーーーーん……
作者からの返信
コメントありがとうございます。
旅のきっかけとなった恋は結局失恋のままとなりました。
恋を始めるのは簡単ですが、飛行機と一緒でよほど着地のほうが難しいですね。ましてや初めての恋となれば相当な傷を覚悟しなければなりません。
それでも旅は続いてく。そんな無情を描いていけたらと思います。
これからもよろしくお願いいたします!