応援コメント

1999年8月9日」への応援コメント

  • 何だかとても哀しい関係ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ねじれてしまった関係は、やはりどうあがこうとなかなか良い方向には進みませんね。何とかしようとすればするほど誰も幸せにならない状況に堕ちていく。そういう情景を描いてみました。


     中国語に「有縁千里来相会、無縁対面不相逢 (縁有れば千里も来たりて相会い、縁無ければ対面すれども相逢わず)」というのがあります(たしか、ラリピーになる前の酒井法子が中国語でそういう歌も出していたと思います)。
     この当時知った言葉ですが、いまだに深いなと思います。日本には「野に置けレンゲソウ」という言葉があって、野原に咲くレンゲソウを根っこごと掘って庭に植えても枯れちゃうよという話です。無理してつないだ縁は枯れやすいという素敵な言葉です。

     若いうちは理解できない理があります。夢中になっていればなおのことで、得てして着地に失敗してしまい、場合によっては古傷になります。ただ、そうやって大人になっていくしかないんだと思います。
     

  • 展開にびっくりしました!!( ; ロ)゚ ゚うっかり順番を飛ばしてしまったのかと(笑)
    失礼しました💦
    お互いが望んでいた日々……そうですよね。でも、めちゃめちゃ心配になります。これからが不安で。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    長々連載してきたので、お読みいただけるだけで嬉しいです!
    本当にありがとうございます。

    さて、だいぶ急カーブな展開となりました(汗)。
    この物語にたびたび登場してきた小莉ですが、
    そもそも元恋人というべきか、今も恋人というべきか、
    非常にあいまいな存在でした。
    繰り返してきたように、彼女には婚約者(のような人)がいます。
    それは、彼女の両親が強引に二人の間にねじ込んだ人です。
    彼女はもちろん当初拒絶しましたが、
    相手はお金の力を使い強引に割り込んできました。
    毎週実家や自分にたくさんの贈り物を送り付け、
    あげくの果てには、彼女のために家まで購入しました。
    もはや彼女の意思などはさむことができなくなってしまい、
    また両親の望みをかなえてやりたいという気持ちがあり、
    彼への気持ちはゼロですが、
    彼の気持ちを甘んじて受け取ることになったのです。

    主人公もそうした状況に一定の理解を示しつつ、
    彼女のために貯めてきたお金を使って世界旅行に出るようになった。
    こうした流れの中での再会であり、
    ずっと二人の中では口にしないけれど、
    積もっていたものがあったわけです。

    というわけで、妹や母親の襲撃事件によって、
    やっとむき出しの感情のままになれたというのが今回のはじまりです。
    触れ合ってみれば、もともと恋人同士なので一気に楽しくなって、
    きらびやかな上海の街を背景にデートを楽しむようになった…


    おっしゃるように問題はここからです。
    二人の中で再び動き出すものがあったとしても、
    複雑すぎる問題があるわけで…。

    次項ではまた一気に急展開します。
    小莉とはいったいどうなってしまうのか。
    是非見守っていただきたいと思います。

    今後ともよろしくお願いします!