原始レベルにまで破壊したい。
って、思わず笑ってしまいました。
サキも似たような境遇だったのですね。
フランスはアルザスのコルマールという街を少し散策したくらいで、パリは憧れの地です。おしゃれさへの憧れと言うよりは、画家達の聖地として、ですかね。モンマルトルの丘や芸術家達のアトリエ・洗濯船などを見に行きたいです。
途中の首都ベルンにはバラ園に日本から贈った桜(サクラはバラ科の植物)が植樹されています。一人そこへ向かう道すがら風鈴の音が聞こえて、思わずキョロキョロと探すと、近くの民家に三つくらい風鈴が下がっていました。こんなにも日本から離れた地で日本を感じるなんて、と感慨深かったです。
また、バーゼルは美術館・博物館が密集する素敵な街です。ティンゲリーという廃材から機械仕掛けを創作する芸術家の、パブリックアートが設置された街中の噴水が見ものですよー。
お気に入りの街ですが、スイスのフランスとの国境付近のラ・ショー・ド・フォンという時計工の街にどうしても行ってみたくて、チューリッヒから日帰りで行きました。建築家ゴルビジェの故郷で、何度も火災に見舞われながらも不死鳥の如く再建を繰り返すという歴史のある街です。
ゴルビジェが都市計画に携わり、陽の明かりで仕事をしていた時計工達が長く仕事に取り組める様、街の建物は全て南向きの窓に統一されています。
時計博物館は勿論、隣の歴史博物館にも長く居座っていたからか、帰りしなにスタッフの方が、お前まだおったんか!みたいな顔をされていました。
という訳で、まだ訪問国は数少ないのですが、スイスはお気に入りの国です。何度でも行きたい。物価の高さがネックですが。
ちなみに山歩きは好きです。歩くのが好きですね。
お返事とは言え、またまた長くなってしまいました……
さてさて、お二人の今後の展開が気になりますね。温かく眺めさせていただきます。
作者からの返信
お返事およびコメントありがとうございます!
スイスでのご旅行、詳細について教えていただきありがとうございました。
ラ・ショー・ド・フォンという街の名は初めて知りましたが、
お返事を読ませていただき、是非行ってみたいなと感じました。
さすがスイスというところですが、街全体を一つの器官として機能させる
都市計画には、やはりお国柄を感じますね。
テーマのある旅行は素敵です。
この旅行記には、ベルギーの平川氏(パン職人)や、
山崎氏(クラクフの美術家)、館野さん(墓参りの)など、
個性的なテーマを持った面々が登場しますが、
私はこの年齢になってもそうしたテーマを探し続けています。
だからこのように広く浅い旅行が出来たのだろうとは思いますが、
やはり表面的で、非常に俗世的だなと思います。
蒼翠さんのように、特定のテーマを掘り下げる旅に出かけ、
その魅力を文章で拡散でいたらいいなと思います。
さていよいよエピソード1も大詰め。
ひょんなことから、このおてんば娘サキとパリに入ることになりました。
最後のプロローグも入れてあと3話です。
最後までお楽しみいただけたら幸いです!
これからもよろしくお願いいたします!
サキさんにも辛い失恋があったんですね。
今度こそ素敵な恋を!って思います。
作者からの返信
いつもご愛読ありがとうございます!
前項についてお返事遅くなり申し訳ございませんでした!
さて、突然の思わぬ展開でサキとパリに到着した主人公ですが、
意外にもサキも失恋旅行だったことを知ることになります。
女性と男性で恋愛に対する想いが違うのかわかりませんが、
2人ともダメな恋愛にのめり込んでおり、
その切り替えしのために旅に出てきています。
エッフェル塔での描写ですが、
サキの子供っぽいところを表現しています。
変に負けず嫌いなところがあり、周りをけしかけがちですが、
案外と純情なところもあり、今後の主人公の中で重要な役割を担っていきます。
エピソード1はあと2ページ!ゴールは目の前です!
もうしばらくお付き合いくださいませ!!
いつもコメントありがとうございました。
サキにも悲しく辛い過去が会ったんですね。でも、憎めないっていうか、良いキャラしてるじゃないですか?
この旅が終わったら、再会なんて……
( 〃▽〃)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
旅を読み進めていただいて光栄です。
今からちょうど23年前の今頃のお話しということもあって、感慨深いものがあります。
さて、本作は小莉という上海人の彼女との失恋から始まりました。
そして今回登場したサキですが、お察しの通り今後重要な役割を担います。
詳しくはエピソード3となりますが、サキとの出会いは失恋を違う方向に向かわせるきっかけとなっていきます。もったいつけてしまい申し訳ございませんが、ぜひそちらもお楽しみいただけたら光栄です。
わたしはこういう物おじしない感じがタイプです。
まもなくエピソード1が幕を閉じますが、果たしてこの失恋旅行はどんな結末を迎えるやら!引き続きお楽しみいただけたら光栄です!