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目次
卒業
あれから 僕らは大人と呼ばれる分類になりまして
数々の日々と これからの人生に悩みました
未だに似合わないスーツ着て 何を想うだろ
あいつは今では二児のパパになった
あいつは今では立派な役職になった
何度もさ 何度もさ
夢で見るあの日
僕はまだ 大人を拒む
子供から大人になるのは 何処からだろう？
Ａ４の紙に書いた反省文
餓鬼の頃は 夢いっぱいに怪獣やヒーロー描いて笑ったな
立派に恋愛なんて言語道断
そうか 幸せについて考え出したから 子供の方が
楽で良かったな
あいつは今でも馬鹿に付き合ってくれる
あいつは今でもフラフラしている はずなのに
自分よりも あいつの方が
何処か人生楽しんでる
僕はまた 大人を拒んでいる
桜が咲き 卒業式
明るい未来へと誓いあったあの日
社会人になっても会おうだとか
どっちが有名になるだとか
僕がまだ本当に 楽しくないからか
久々集まって馬鹿騒ぎしたレトロゲーム
餓鬼の頃よりも 知恵いっぱいで下手くそなりに努力はしてるつもり
お酒に溺れるより 博打するよりも
色んな事に対しての卒業が
軽はずみに想えてしまうから
綺麗事よりも あの頃よりも
馬鹿らしく 笑って生きていたいだけなのにね
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