天才になれなかった夜に

深夜0時を過ぎる頃に

ギターの弦を合わす様に

時計の針を合わす様に 僅かにズレた

生き方と 朝目覚める方法を操作してる


こんなにも 寂しげな夜は似合わず

世界の何処かで 何かが変わる瞬間も

僕は天才になれなかっただけの瞬間を

何度も繰り返してる


1週間前も 10年前も 大して変わらない

生活習慣に違いはなくなり

学生から社会人になって積み重ねたルーティンも

24時間もあるが 時間は足りず

言い訳と楽する時間の製造機

進み続ける時間に身を任せ


明日や未来は 輝かしく思える

あの頃のサボり等は 仕方なく片付けよう

省略 訂正すれば A3用紙に収まるであろう

そういえば子供の頃は 紙いっぱいに絵を描いて

大人になれば文字で反省文 面倒で止めて

埋まらない端々に自分の人生が重なる夜に



僕は天才になれなかった

僕は天才になれなかった

凡人なりに幸せを求めれば 時既に遅かった

僕は天才になれなかった

僕は天才になれなかった

凡人なりに幸せを求めれば 価値観はズレてた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る