編集済
杜奏みなやさん、こんにちは。
とても素敵な短編でした。一紗と涼乃の人物像の刷り込みと、後半の事実のコントラストが映えています。ぬらぬらとした川のモチーフは何かなー、と思っていましたが心情のメタファーでしたか。
その後悔と怒りに満ちた川に身を投げようとする涼乃もやっぱり”全部分かってるんだなぁ”と唸りました。溺れるが指すのはドーナツだけじゃないんですね。
一片を切り取った僅か数時間の出来事で、二人の純な気持ちが伝わってきました。想いが漸く届いて良かったです。
P.S.
近況ノートから飛んで来た口です。書いてみて良かったとおもいますよ!!
作者からの返信
Askewさん、初めまして。杜奏みなやです。
この度は『ドーナツ一口で溺れる君に、「馬鹿」と一言くれてやろう。』をお読みいただき、ありがとうございました!
ぬらぬらとした川がなにを意味しているのか、また涼乃の“全部わかっている”という事実など、細かい部分まで読み込み、考察していただけて本当に嬉しく思います。
一言で言ってしまえば幼馴染同士の二人がただ喋っているだけのお話ではあるのですが、そこにぎゅっと詰め込んだ二人の“これまで”と、そして“これから”を少しでも感じていただけたなら、これ以上に嬉しいことはありません。
改めまして、作品をお読みいただきありがとうございました!
また別作品の連載も始めましたので、よければお暇なときにでも覗いていただけますと嬉しいです。
P.S.
近況ノートが作品への架け橋になるとは思ってもみませんでした。
それならもう少し実のある内容にすればよかったですね……せめて眠たくないときにでも書けばよかったかなと(笑)
これからはもう少し近況ノートにも力を入れてみようかなと思います……!
百合タグから偶然見つけた一年近くも前の作品に、ここまで引き摺り込まれるとは思いませんでした。今までひた隠しにしてきた感情をお互いに曝け出して通じ合う心とか、まさに百合!まさにてぇてぇ!と言いたい。
随所に散りばめられた丁寧な描写が一沙と涼乃の感情を繊細に汲み取っていて、するりと物語に入り込めました。特に川の描写は、これがあるからこそ2人の問答にも深みが生まれるのだと関心しながら読ませてもらいました。
このような良い小説に朝から巡り会えて今日も元気に仕事できそうです。ありがとう!
作者からの返信
水瀬さん、初めまして。杜奏みなやです。
この度は『ドーナツ一口で溺れる君に、「馬鹿」と一言くれてやろう。』をお読みいただき、ありがとうございました。そしてこちらの応援コメントに気づくのが遅れてしまいましたこと、申し訳ございません……!
約半年前のコメントに対するお返事となりますので、きちんと届くかどうかはわかりませんが、届きますようにと願いつつ。
てぇてぇ! というのは百合を書く人間にとっては最上級の褒め言葉であり、また私にとっても例外ではありません。今まさに「書いてよかったな……」と温かい気持ちになっているのですが、それに加えて描写の細かい部分も感じ取っていただけたことは、本当に「幸せ」の一言です。
私がカクヨムに作品を掲載する頻度は恐ろしいほど低いのですが、これほど喜んでいただけるのであれば、またそろそろ何かひとつ……と思ってしまいますね。掲載した際には気の向いたときにでも、また読んでいただけますと幸いです。そしてお仕事を頑張る原動力となれたなら嬉しいです。
それでは改めまして、作品をお読みいただきありがとうございました!