第28話「カクヨムコン お悩み相談3」

 こんにちはタカナシです。


 今回もありがたいことに、お悩み相談のコメントが来ましたのでご紹介させていただきます。


 牧野 麻也様よりコメント一部抜粋


 はいはいはーい!

 先生! 私からも質問です!!

 最初の5000文字引っ張るためにはどうしたらいいですかっ!!

 長編の場合、1万字を超えた頃、3万頃など、そういう中だるみしそうな時は?!

 皆さんはどんな工夫をしてますかって?!

 私に、カクヨムコン5短編部門受賞出来るほどのお知恵を貸してください!!!(厚かましい)


 ご相談内容は5,000文字読ませるということでよろしいでしょうか?

 さらに1万、3万となると、これは難しいですね。

 これを毎回回避出来る人はすでに書籍化してますねw


 まぁ、ですが、ここで何も語らないのは、そもそも主旨に反しますので、自論でよろしければ語らせていただきます。


 まず、5000文字程度でしたら、読みやすく書いていれば読んでくれると思います。

 その他には、

 今までに誰も出したことのないようなアイデアで物語を構成する。

 会話主体で文字数を意識させない。

 その作品を書く前にスロースタートの作品をいくつか書きファンを獲得する。

 何が何でも5000文字というなら、ミステリーにして暗号文を5000字近くで構成する。

 読み飛ばせる「ッ」や「!」で文字数を稼ぐ。


 まぁ、後半は質問の意図からは外れていますねw

 

 中だるみは、私は緩急をつけたいと思って書くようにしています。

 バトルが終ったら、ギャグを入れる。または感動シーンを入れる等ですね。

 あとは、伏線のようなものを張っておく。(回収できるかはどっちでもいいです)

 3万文字までついてきてくれた人は主軸がぶれなければ、そのまま完走してくれると思いますが。


 ここで、某有名なミステリー(?)での台詞ですが、


「ここでチェス盤をひっくり返す」


 これは相手の気持ちに立って考えろという意味の言葉なのですが、ここでは、書き手がどういう工夫を行うかも重要ですが、自分が5000文字読めるかどうかはさらに重要な気がします。

 自分が5000文字、1万文字、3万文字で飽きる作品は、他の人も飽きます。

 逆にいえば、自分がそれだけ読めるならば、感性の近い方が確実に読んでくれるはずです。

 ただ、注意としては、脳内設定もちゃんと文字に起こす必要があるということですね。


 さて、これで答えになったかどうかは定かではないですが、お答えさせていただきました。

 皆さまはどのような工夫でもって、5000、1万、3万と読まれるような工夫をしていますか?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

本音コーナー

 いや、めっちゃ人気なわけでも、ましてや書籍化しているわけでもないのに、こんな風に語って大丈夫かな。

 まぁ、参考にするかどうかは作者次第だしいいか。

 取捨選択も作家に必要な能力だと思う!!


次回は 武州青嵐(さくら青嵐)様のご質問にお答えします。

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