第27話「カクヨムコンお悩み相談2」

 こんにちはタカナシです。


 前回は皆さまより多くのコメントいただきありがとうございます。


 今回は前回の内容に密接に関わるコメントがありましたので、答えて行きたいと思います。


 戸松秋茄子様よりのコメント一部抜粋です。


 1話切りするときの理由の方が興味深いかも。興味を持ってもらうところまでは成功しているのに、何がまずくて読者を逃がしてしまうのか。


 

 参考までに私が一話切りする内容をお話いたします。

 前提条件として1話を読んでいるということですから、キャッチコピーやタイトル、ジャンルなどはクリアしているとさせていただきます。


 私が一話で切るのは、情報量が多い作品です。

 前回のコメントでも、情報過多は行わないという意見がありましたので、参考に見ていただくといいかもしれません。


 ただ、私の場合少し、違う視点での情報量もあると思っています。

 ここからは少しショッキングなお話をするかもしれません。


 私が1話に求める情報量というのは、単純に設定の多さや文字数ではなく。


 「」や、。などの基本ルールが守られているかや、適度に段落を開けているか。誤字脱字はないか。変な表現を使っていないか、難しい漢字を連立していないか。また使う場合はルビが振ってあるか等です。


 もう少し砕いて説明すると、漫画の話になるのですが、読みやすい漫画というのは、背景をしっかり描きたいときは人物はさらりと、人物をしっかり描きたいコマだと背景を必要最低限しか描かないのです。

 これは大ヒット漫画はだいたい共通していると思うので、お手元の漫画を見て見てください。


 人間には一度に目で見る情報量に限りがあるので、あまり多くを描くと、作者が意図したものより少なくしか情報を所得できないばかりか疲労感も伴います。

 読むのが疲れるものを娯楽として読めるかというと、難しいですよね。


 小説でも同じだと思っています。

 誤字脱字やルール外、誤用、難読などがあると、そこで無意識にでも頭を働かせ、いつの間にか疲れます。

 また横書きは空行がないと、視覚的にも疲れるときがあります。難読は目の疲労にも繋がりますね。

 

 私はこういったものも情報量だと思っていますので、そこが多い作品は1話切りしてしまっていますね。


 ただ、これは人間ですので、誤字脱字等々は中々防げないと思います、空行なども個人の好みですし、空行がなくても読みやすい作品は数多くあります。

 つまり何が言いたいかといいますと、読む人の事を考えて、作品だけを楽しんでもらう為に無用な情報は失くした方が次を読んで貰えるのではないでしょうかという事ですね。


 極端な例で言えば、


あ鋳鵜絵オ化樹苦懸子差詩素背祖タ値津手戸名似濡根野派非負屁歩、。「これは五十音をは業まで適当に難しそうな感じを当て嵌めただけですがヨムヅらいですよね」。


 この2行だけでも、頑張って読まないといけないですし、ぶっちゃけ読み飛ばしますよねw

 たぶん情報量だけですと、400文字くらいはあるんじゃないですかね。もっとあるかもですが。


 私はこう思っていますが、皆さまはどんな時に1話切りしてしまいますか?


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本音コーナー

 今回のは別に俗に言う誤字脱字警察を肯定するものではありません。

 どうしても誤字脱字は出ますし、それをわざわざ毎回マウントをとるように指摘する必要はないと思っています。ただ、その作品の事を思った温かい誤字脱字の指摘は、とてもありがたいです。

 知り合いの作家様とも、お互いに誤字脱字の指摘はしていますw


 また空行は本当に書こうかどうか迷いました。

 これってぶっちゃけ、読みやすい文章を書いている人のは全然気にならないんですよね。

 なので、一応、情報量が多くなりそうだから書いたけど、気にする必要はないかな。


 誤用、特に以前にも何人かおっしゃった1人称で、しっかり台詞として描かれているのに、聞こえなかったとか、見えないものを見えている描写などなど、これはたぶん筆力の測定基準にもなってしまうので、気をつけた方がいいかな。


 まぁ、こんな風に偉そうにいって、私がめっちゃPV稼ぐ小説を書いているかというとそんなこともないし、素人の戯言として受け取ってほしい。

 私自身、誤字脱字もめっちゃあるしねw


 そして、今回、文字数という情報量を多くしてしまっているので、自分でこの内容反省したい。

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