詩☆風と猫


詩☆風と猫




心地よく美しく

涼しく爽やかな風



君はかまって欲しいのか

優しくカーテンを

揺らしているね


そして気づくと

恥ずかしがり屋さんなのか

どこかに行ってしまうね



まるで気まぐれな

猫のようだね


そう…本当に猫のようだね

とてもとても前に居た

あの子は今空の向こうで

何をしてるんだろう


真っ黒で尻尾が短く

金色の瞳…

昼間は目つき悪いけど

夜にはまん丸な目をして

とても愛らしかった


本当に君は

何をしてるんだろうね…


また風が優しく

やって来たね…猫の様に…

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詩集☆心から書く詩《うた》 神歌神明 @sinka_sinmei

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