第3話 魔眼(前半)
モニカが失踪した。
誰にも、何も言い残さずに、いなくなってしまった。ターコイズ王国からヴァーミリオン王国の帰国する道中、誰にも知られずに姿を消したというのだ。
いったい何が起きたというのか?
モニカはどこへ行ってしまったのだろうか?
捜索隊は編制されたが、発見には至らず、時間だけが過ぎていき、やがて、国の上層部はモニカの捜索を諦めた。
しかし、シオンは諦めなかった。諦めるという選択肢はシオンにはなかった。誓ったのだ。結婚して、絶対にモニカを幸せにすると。
死んだと決まったわけではないのなら、探すしかない。簡単に諦めたら、きっとモニカに怒られる。
だから、シオンは城の外に広がる世界へ目を向けるようになった。そして、今まで以上に努力することにした。第一王子の立場では自由に城の外へ出ることはできないけれど、ただ腐るよりは遥かにマシだと思ったから。
でも、周囲はそれを許そうとしなかった。
シオンはモニカの代わりに、モニカの妹であるエステルと婚約させられることになる。エステルはモニカを通じて親しくなった仲で、シオンの数少ない友人だ。
エステルもシオンの気持ちは知っていてくれたから、無理しないでくださいと言ってくれた。
けど、国同士が決めた話だから、当事者であっても拒絶はできず、表向きは婚約者として振る舞うことになる。
そうしてさらに時は流れ、モニカの失踪から二年が経ち……。
シオンは十三歳になった。
◇ ◇ ◇
ある朝、ターコイズ王国の第一王子の寝室で。
シオンがおもむろに目を開けて――、
「またこの夢か……」
ぽつりと、苦々しく呟いた。シオンは十三歳になってからここしばらく、頻繁に同じ夢を見るようになっていた。モニカに出会うまではよく見ていた夢だ。モニカに出会ってからは、あまり見ないようになってしまった夢でもある。
いや、夢自体は見ていたのかもしれないが、モニカのことに夢中でさして気にとめていなかったのかもしれない。当時はモニカに相応しい相手になろうと、目を覚ますと毎日のように早朝訓練に励んでいたから。
まあ、早朝訓練は今でも行ってはいるのだが……。
何度も何度も同じ夢を見ているからだろうか。
当時は朧気に夢を見ていた程度のことしか思い出せなかったけど、昔よりは夢の内容を覚えている気がする。
それはやはりここではない違う世界で、生きている夢だ。
だが、辛い夢だ。プレッシャーばかりで、嫌なことだらけで、楽しいことなんて何もない人生を過ごす夢だ。
頑張っても褒められることなんてなかった。辛いことばかりの人生だった。たった一つ、楽しみにしていることもあったが、それも奪われた。
だから、最後は……、最後は……。
「また思い出せない」
まるで靄がかかっているように夢の記憶が急速に薄れてしまう。シオンはもどかしそうに顔を曇らせた。
自分の中に誰か、知らない誰かがいる。
いや、いるかもしれない。
その答えは自分にもわからない。思い出せない。
だから、思い出したい。思い出して、自分が何者なのか、自分が誰なのか、それを知りたい。そんなことを、ふとした拍子にいつも思う。
「……こんな夢ばかりみるのは、俺が俺以外の誰かになりたいからなんだろうか?」
モニカの失踪から二年。いまだ生還の知らせは届いていない。国の上層部もとっくに忘れ去っているように振る舞っている。
けど、きっとモニカはこの世界のどこかで生きている。シオンはそう信じている。だから、外の世界に出ていって、失踪したモニカを探しにいきたい。けど、第一王子の立場ではそれができない。
そんな現状がもどかしかった。外の世界に出られるのなら、別人にだってなりたい。
自分以外の誰かとして生きる夢ばかり見るのは、そんな自分の願望が発露した結果なのかもしれない。
「…………」
シオンは自虐的な笑みを覗かせると、視界に入ったサイドテーブルに置いていた小説を手に取った。
表紙には「ノアの大冒険」と書かれている。それはモニカが好きな小説のタイトルで、シオンも子供の頃から憧れて読んでいた小説だ。
何度も読み込んだ本である。お気に入りのシーンならそらんじることもできる。この本の感想を一日中語り合ったこともあったし、いつか二人で一緒に冒険に行こうと約束したこともある。
二人の立場で外の世界に冒険に行くことがどれほど難しいのか、よく知りもしないまま……。
「…………さて、訓練だ」
シオンはサイドテーブルに本を置き直すと、朝の日課をこなすため、城内の演習場へと向かうことにした。どこか、つまらなさそうな声で……。
◇ ◇ ◇
この世界は概ね、無駄に平和だ。
ターコイズ王国とヴァーミリオン王国を含む近隣諸国では、この数百年間、ただの一度も大規模な戦争が起きたことはない。国にとって大きな変革が起きたこともない。
各国が共通に崇める『グリゴリ』という天使達が定めた聖典によって、国同士の大きな争いが禁じられているのだ。
しかし、それでも万が一に備えて他国への抑止力は必要だし、治安維持のための実力も必要だし、危険な生物も蔓延っているから、国は一定の費用を投じて軍を編成し続けている。
だから、世界が平和でも力をつけることは無意味じゃない。理不尽な火種は至るところにあるのだから。
けど……。
自分が日課としてやっているこの訓練に意味はあるのだろうか?
モニカを探すために外の世界に出たいのなら、他にもっとすべき努力があるのではないだろうか?
シオンは最近、そんなふうに思う時がある。
二年が経った。モニカが失踪してから、二年が経ったのだ。だというのに、シオンはいっこうに外の世界に出られない。
外の世界に出て自由に動き回るために、城から脱走するという手段を除いておよそ考え得るあらゆる手段を模索して努力してきたが、どんなに努力をしても報われない。
自分の努力は無駄なんだろうか?
と、シオンはそんなことを思って、今日も演習場の敷地に入る。既に日が昇っているのか、目映い日差しが演習場を照らしていた。
「眩しい」
シオンは演習場の入り口で目映そうに眼を細め、無駄に平和な空を見上げた。
本当に、うんざりするほどに平和だった。
続けて日差しから逃げるように視線を下げると、演習場内には高級そうなクロースアーマーにその身を包み、模擬剣を携えた一人の剣士が立っていて――、
「……おー、おはよう。クリフォード」
シオンは幼馴染の友人に声をかけた。クリフォード・ヴァーミリオン。ヴァーミリオン王国の第一王子であり、モニカとエステルの兄である。
年齢はシオンの二つ上で十五歳。まだ成長途中で身体は出来上がっていないが、その剣技は既に最強の頂を射程に入れている。剣の天才だ。
そんな隣国王子のクリフォードがどうしてターコイズ王国の演習場にいるのか。それは昨日からクリフォードがターコイズ王国へ遊びに来たからで――、
「おはよう、シオン。待っていたよ」
クリフォードは嬉しそうに顔をほころばせ、シオンに語りかけてきた。
「うん。俺はなんだか無性に引き返したくなってきた」
シオンは億劫そうに溜息をついて応じる。
「数ヶ月ぶりの再会なんだ。互いの腕前がどれだけ上がっているのか、手合わせといこうじゃないか」
「いや、昨日の晩餐で再会してたっぷり話をしたじゃないか。それに、剣術で戦ったら俺がお前に敵うわけがないだろう」
「細かいことはいいんだ。確かに剣術だけで戦ったら十回中十回僕が勝つ。けど、シオンはそこいらの剣士よりも動ける。そして、シオンの本領は魔法にある」
つまりは、剣と魔法を組み合わせて戦えば、シオンはクリフォードにも迫るということだ。
「せっかく休暇を利用して隣国から来ているんだから、今日くらい休めばいいのに」
「つれないことを言わないでくれ。僕はシオンと遊ぶためにエステルと一緒にターコイズまで足を運んだんだから」
「だったら違う遊びをしよう。ボードゲームとか」
「それはそれで面白そうだけど、朝の手合わせもやろう。どうせ二人ともこの場で訓練をするんだから」
「朝からしんどいなあ」
「しんどいのが嫌な奴は毎朝、早朝から訓練なんてしないさ」
クリフォードはずばり断言する。
「ははっ。俺はそれでもしんどいのは嫌だよ」
シオンが疲れたように笑って言う。
「……頑張りすぎなんだよ、シオンは」
クリフォードがぽつりと呟く。
「ん?」
シオンは少し眠そうな顔で首を傾げる。
「いや、なんでもない。直にエステルも来るはずだ。僕の次に相手をしてやってくれ」
「ええ~? 朝からヴァーミリオンの戦兄妹と連戦とか、余計にしんどい……」
「そう言うな。エステルもお前と手合わせするのを楽しみにやってきたんだから。こないだ会った時にシオンに近距離戦で後れを取ったのが悔しかったみたいだ。今日は絶対に勝ってみせると息巻いていたぞ」
「あー、そうか……。なら、仕方がないか」
エステルの名前が出ると、シオンは存外あっさりと受け容れた。他に思い人がいるにもかかわらず、姉の方を好いているにもかかわらず、妹と婚約者の関係にある。その事実が後ろ暗いのだ。
だから、ほんの少しだけ、後ろめたそうな影を覗かせた。クリフォードにも気づかれないくらいに……。
「おいおい、僕との対戦は嫌がったくせに、エステルとの対戦はすんなり承諾するんだな」
クリフォードが少し戯けて指摘する。
「エステルは婚約者だからな。いつもイリナの相手もしてもらっているし。あいつ、エステルのことを実の姉みたいに慕っているからな。そのお礼だよ」
シオンはふふんと笑って今の婚約者であるエステルのことを語り、先ほど一瞬だけ覗かせた後ろめたそうな影を完全に消し去った。
「なるほどな。つまりシオンはシスコンってことだ」
クリフォードはニヤリと笑って言う。
「……それはお互い様だろう、お兄様?」
シオンはふふんと頬を緩めて言い返す。
「お兄様は止めてくれ。ゾワリとする」
途端に苦笑いするクリフォード。もしも将来シオンとエステルが婚姻を結べば、クリフォードはシオンの義兄になるのだが、時折シオンはこうやってクリフォードをからかう時がある。
「冗談はこのくらいにして、始めるか?」
シオンが嘆息し、クリフォードに水を向けた。
「ああ。もっと奥へ行こう」
そうして、二人は演習場の入り口付近から奥へと移動する。ある程度動き回って派手に戦っても周囲に物的被害が出ないくらいの位置へ来ると――、
「ここら辺でいいか」
シオンが呼びかけた。
「ああ。いつでもかかってきていいぞ」
クリフォードが向き直り、余裕のある表情で告げる。奢っているわけではなく、油断しているわけでもない。現にクリフォードには微塵も隙がなく、訓練用の模擬剣を手にしている。
「ふーん……、じゃあ!」
シオンはノーモーションで駆け出し、勢いよくクリフォードに模擬剣を振るった。
「おいおい、魔法は使わなくていいのか?」
クリフォードは自分の模擬剣で難なくシオンの一撃を受け止め、ふふんと笑って真正面から問いかける。
「剣だけでどこまでクリフォードと戦えるようになったのか確かめたいんだ」
「なるほどな。じゃあ、シオンが魔法を使うまで、僕も闘気は使わないでやろう」
闘気。それは戦士の適性を持つ者の中でも極一部の者にしか発現しない希少なスキルだ。
このスキルを保有している者は魔力を闘気と呼ばれるエネルギーに変換し、肉体に纏うことで己の限界を超えて基礎能力値を向上させたり、時には放出することで攻撃に転用させたりすることができるようになる。第一線で活躍する超一流の武人達はほとんどこのスキルの持ち主であると言われている。
なお、スキルとは属人的な特殊能力のことである。先天的に獲得しているものと、後天的に獲得するものがあり、魔法系の才能に偏っているシオンには魔力を闘気に変換して近接戦闘に生かすスキルを保有していない。
けど――、
「はっ、言ってろ」
モニカに認めてもらおうと思ったあの日から、シオンが剣術と体術の鍛錬を怠った日は一日たりともなかった。
だから、シオンは闘気を使えなくとも一端の戦士だ。それを証明するかのように、シオンはクリフォードに臆することなく剣で手合わせを挑む。
「シオンはすごいよ。魔道士でここまで剣を扱える奴を僕は知らない。また腕を上げたみたいだな」
クリフォードはシオンの攻撃をいなし続けながら、感嘆して言う。
「本職の剣士様であるクリフォードに勝てた試しはないけど、なっ!」
シオンが横薙ぎに思い切りのいい一撃を放つ。
「当たり前だ。僕はシオンが頑張り始めるよりもずっと前から、剣の鍛錬を続けてきたんだ。先天的なスキルも保有しているし、日常的に実戦経験も積んでいる。それでシオンに負けてたまるか」
クリフォードは軽くバックステップを踏んで、間合いスレスレの位置で攻撃を躱してしまう。
「くそ、涼しい顔をしやがって……」
「そろそろ魔法を使ったらどうだ? 僕も闘気を使って戦ってみたい」
恨めしそうにジト目になるシオンに、クリフォードがワクワクした面持ちで呼びかける。
「……まあ、剣術でクリフォードには及ばないことはわかったしな」
わかったというよりは、もとよりわかっていたことだが……。シオンは手隙の左手でぽりぽりと頭を掻くと、溜息をついて首を縦に振った。
魔法を使用して戦闘するために、後退してクリフォードと距離を置く。クリフォードは剣を握っていない左手で、ちょいちょいとシオンを挑発した。
直後、剣を握っていないシオンの左手に、魔法陣が浮かび上がり――、
「
シオンはクリフォードに左手を向けて、呪文を詠唱する。すると、魔法陣から複数の風の弾丸が放たれ、クリフォードへと迫った。が――、
「はあっ!」
剣を構えたクリフォードが一喝すると、光のオーラのようなものが肉体から噴出されて、シオンの風弾が弾き消されてしまう。
「げっ。一級とはいえ、闘気で攻撃魔法を防ぐとかアリかよ……」
顔を引きつらせるシオン。
「シオンの基礎パラメーターなら、三級までの攻撃魔法を使っても構わないよ。攻撃魔法じゃないならランクの制限もなしで大丈夫だ」
クリフォードが不敵に笑って告げる。
「いやいや流石にそれは……」
と、顔を引きつらせるシオン。魔法には一級から十級までの順に階級が存在し、階級が上がるにつれて魔法の難易度や威力や規模が上がっていく。
使用者のステータスによっても威力は大きく左右されるのだが、今のシオンでも最下級の一級の攻撃魔法を使えば人を吹き飛ばすなり殺傷しうるほどの威力があるし、二級の攻撃魔法だと人を数人まとめて攻撃することも可能な事象が発動する。
三級の攻撃魔法にもなるとさらに威力や規模が上がるので、とても個人に対し訓練で使用するようものではない。
「実は前にシオンと会った時からさらにレベルが上がったんだ。ランクも2になった」
「なっ……、ラ、ランク2!?」
シオンは唖然と目を丸くした。
レベルやランクとは、この世界に生きる人類が天界から授かった聖なる加護のことだ。過酷な修練を重ねたり、死線を越えたりすることでレベルは一つずつ上がり、レベルが十上がることでランクも一つ上がっていくとされている。
レベルの最大数は百で、ランクの最大数は十だと言われているが、人類でその領域にたどり着いた者はいないとされている。
レベルは数字が増えるにつれて上がりにくくなっていくからだ。歴史上、人類で確認された最高の数字がレベル80で、ランクが8だと言われている。
シオンの現在のレベルは9で、ランクは0である。そして、クリフォードのレベルは20で、ランクは2になったという。
レベルが上がることで強さの指標となる基礎パラメーター値が上昇して強くなるのだが、ランクが上がるとスキルを獲得したり基礎パラメーター値に補正がかかったりとさらに強くなる。
同ランク内であればレベル差はあっさりとひっくり返ることも多いが、ランクが変わってしまうと基礎パラメーター値に明確な補正の差が出てしまうので、レベルの差を覆すのは一気に難しくなる。
すなわち、ランク0のシオンとランクの2のクリフォードの間にはランク二つ分の山が存在する。
「一級の攻撃魔法じゃもう闘気を纏った僕を傷一つつけることはできないぞ? 二級の攻撃魔法をまともに食らうと、闘気で防いでもかすり傷くらいは負うだろうけど」
「それでもかすり傷とか。前から思っていたけど、クリフォードって本当に人間か?」
「失敬だな。そういうシオンだってまだランク0なのに、魔力の基礎パラメーターはランク2相当の魔道士並みにはあるんだろ。だいぶ人間を止めていると思うぞ?」
クリフォードは呆れ気味に言い返す。
「まったく……。じゃあ、望み通りにやってやるよ。
シオンは小さく嘆息すると、身体に魔法陣を展開させるのと同時に呪文を詠唱して、新たに魔法を発動させる。
前者は対象の肉体と身体能力を強化する魔法で、後者は対象の肉体を包み込むように光の障壁を張り鎧とする魔法だ。いずれも三級の魔法で、闘気と比較すると欠点もいくつかあるのだが、二つ合わせれば闘気と同じような芸当が可能となる。
シオンが闘気を扱うクリフォードと渡り合うためにはこの魔法が必須だった。
「魔法は便利だよなあ」
クリフォードは魔法が発動するのを律儀に待ってやりながら、そんなことを言う。
「そっちだって闘気で肉体を強化して身体を守っているだろ。お互い様だ。というより、闘気の方がすぐに発動できるし、応用が利いて便利だろう、がっ!」
シオンはそう言うと、闘気を纏ったクリフォードに向かっていったのだった。
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【名前】シオン・ターコイズ
【種族】ヒューマン
【年齢】13歳
【性別】男
【レベル】9
【ランク】1
【基礎パラメーター】
・膂力:E(27/100)
・敏捷:E(27/100)
・耐久:E(27/100)
・魔力:D(57/100)
【特殊パラメーター】
・魔法:A
【スキル】
・魔の祝福
特殊パラメーター『魔法A』の項目を追加し、基礎パラメーター『魔力』の等級を一つ上昇させる。また、レベルの上昇に伴う基礎パラメーター『魔力』の上昇値に大補正。
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【名前】クリフォード・ヴァーミリオン
【種族】ヒューマン
【年齢】15歳
【性別】男
【レベル】23
【ランク】2(基礎パラメーター値に補正)
【基礎パラメーター】
・膂力:D(59/100)
・敏捷:D(59/100)
・耐久:D(29/100)
・魔力:D(29/100)
【特殊パラメーター】
・剣術:A
・闘気:A
【スキル】
・天賦の剣才
特殊パラメーターに『剣術A』の項目を追加。ランクアップ時の膂力と敏捷のパラメーターボーナスを1.5倍(30→45)。
・成長大補正
レベルアップの速度に補正。
・魔力変換(闘気)
特殊パラメーターに『闘気』の項目を追加。魔力を闘気に変換することで『膂力』『敏捷』『耐久』を一時的に向上させることができる。
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