第1室 勇者カズヤ
俺はカズヤという者だ。
上の者に、
「最近、王都郊外に出来た洞窟を調査してほしい」
と言われたので調査しに行く最中だ。
「やっとついた…」
郊外と言ってもなかなか王都は広いため、疲れてしまった。
見た目こそは普通の洞窟だ。
本当にだだの洞窟だと錯覚してしまうほどだ。
しかし、俺のスキル『神の加護』がここを迷宮だと言っている。
少し警戒しつつ中に入り進んでいく。
何もない。
すると、
進めない。
「なんだこの障壁は…」
と思わず呟いた。
だが『何』が塞いでいるかはおそらく…
いや違う。
これは、
迷宮主《ダンジョンマスター》
ではない。
これは…
土地の守護者《コノ地ヲ守ル者》か?
珍しい事だ。
そして、障壁を破り、
「やはりここにコアがあったか」
神の加護の効果により、すぐにコアの場所がわかった。
そうして俺は何も罠がないことを確認した。
「邪悪な物め。」
そして、コアを切り捨てた。
しかし何もおこらない。
俺が、
「ここのはずなの…」
と言っていると、
なんと、真横から殴りに来た。
これは恐らく迷宮主《ダンジョンマスター》だ。
神の加護と経験がそう言っている。
「迷宮危険度察知には引っかかってない筈なのに」
まさか、スキルの穴をついたのか⁉
さらに、何故俺のスキルはわかる⁉⁉
いままで鑑定士はいたが、
迷宮主《ダンジョンマスター》が持っているというのか。
落ち着け、俺。
出来立てのダンジョンはDPが少ないから弱い。
だから、卑怯な戦略に走らなければ勝てないんだ。
恐らく、胸、頭、腹のどこかに来る。
しかし、俺は各部位を訓練や戦闘で鍛えあげられている。
しかし、そいつが殴った場所は、
何とか列車の別名だった。
少しは妨害できたが、ものすごく痛く、俺は悶絶する。
「ぎょあえぴーぐはあfsdijifiw‼」
まさかここを殴るとは。
いや、確かに鍛えられていないが。
これはやばい。
「くそっ」
そういい、俺は剣を振った。
しかし、その瞬間俺の脳内?に言葉が流れてきた。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
・今日にもう1か2話投稿します。
・2層を修正しました。
・短めなのは許してください。
・120PVありがとうございます‼
・大体?の話に伏線入れてます。何かは秘密です。
【是非感想をお願いします。
それが作者のモチベーションになります。
拡散してくれるともっと嬉しいです。
それでは次回でまた会いましょう。】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます