第6層 お?いけるか?
そして俺は殴るーー
その一撃はーーーーーー当たった。
少し妨害されたが、それでもだ。
そしてその瞬間勇者は、
「ぎょあえぴーぐはあfsdijifiw‼」
ー悶絶した。
どこを殴ったかと言えばそれは
「乾杯」をイギリス語かイタリア語?にした場所だ。
勇者はまだ悶絶している。
まあここはどう頑張っても鍛えられないからな。
よし、とどめを…
「くそっ」
そう言いながら勇者は剣を振った。
こうなると、あれしかない。
そして俺はーーーを発動した。
そして数分後、自分の剣で勇者は自殺した。
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俺は第2のプランの通信スキルを発動する。
これで勇者を倒す作戦だ。具体的にはーーー。
「私はすべての世界を支配する神アマスだ。」
勇者の脳内に言葉が流れる。
「あ、貴方が何を私に伝えに来られたのですか。」
「それはもちろん、【神託】を伝えに来たのだ。」
「それは【自殺しろ】ということだ。」
「な、何故なのですか。私は邪悪な魔物共を倒し、沢山の人々を助けたのですよ⁉」
「それは単なる思い込みだ。勇者、貴様は何の罪のない子供の魔物を大量殺戮した悪魔だ。魔物全体が悪いことをしたかと言えばそうではない。その『邪悪な魔物』はお前の所で言う犯罪者だ。そしてお前こそ普通の魔物側から見れば邪悪な魔物だ。」
勇者は跪く。
「その罪をどう償えばいいか、分かるな。」
「はい。責任を持って自殺致します。」
そうして、勇者は自殺した。
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俺が『通信スキル』で駄女神の声を聴いたとき考えた。
通信相手が分からない事だ。
実際にアイツの声を聴くか名乗り出るまで分からなかった。
勇者《侵入者》を倒した事でどんどんDPが入ってくる。
しかし、
「通信スキルを何故最初から使わなかったのよ‼」
と妖精は言う。
確かにそれは筋が通っている。
しかし、何故そうしなかったかというと、
「貰える DP《ダンジョンポイント》が半減するからだ。」
そう、ダンジョンの仕様上、そうなっていたのだ。
以前、それは確認していた。
そして、確実に2つ目のプランで倒せると確信していたからだ。
勇者のステータスを見ると、神の加護を受けていた。
つまり、十中八九神を信仰している。(と、思われる。)
さらに、これで狩れなくてももう1つ確実なプランがあったということだ。
そうして、半減しつつも入ってきた DP《ダンジョンポイント》は、驚くべき数字だった。
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お知らせ
・次回はこの一連の話を勇者視点でしようと思っています。
・更新遅くてすいません。テスト前でして…(言い訳)
・「第6層の前に」の内容については撤回します。ご迷惑をおかけしてすいません。
・1話の文字数をなんとか1000以上にします。
・話を修正(投稿後)
というわけなのでこれからもよろしくお願いします。
【是非感想をお願いします。
それが作者のモチベーションになります。
拡散してくれるともっと嬉しいです。】
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