第2室 神託

「私はすべての世界を支配する神アマスだ。」


俺の脳内に言葉が流れる。


全世界を支配する神?そのような御方が今、俺に何の用なのか。


確かに私の国では女神ルッシーを信仰しているが。

それとも関係はないだろう。

それに初めて名を聞く。


「あ、貴方が何を私に伝えに来られたのですか。」


と返すとその神は、


「それはもちろん、【神託】を伝えに来たのだ。」


神託⁉一体何を伝えにきたんだ⁉


「それは【自殺しろ】ということだ。」


私は耳を疑った。

世のため、人のため一生懸命訓練に励み、そしていくつもの命を救ってきた。

確かにいくつかこぼしてしまった命はあるが…


どういう事かを聞くために、


「な、何故なのですか。私は邪悪な魔物共を倒し、沢山の人々を助けたのですよ⁉」


と聞いた。



すると、


「それは単なる思い込みだ。

勇者、貴様は何の罪のない子供の魔物を大量殺戮した悪魔だ。

魔物全体が悪いことをしたかと言えばそうではない。

その『邪悪な魔物』はお前の所で言う犯罪者だ。

そしてお前こそ普通の魔物側から見れば邪悪な魔物だ。」


それを聞き、

俺は跪く。


人のためだと思ってやったのに…


まさか、知らなかったとはいえ、

こんな酷いことを善いと思ってやっていたとは。



おれは自分の偽善っぷりに絶望した。



そうしていると、



「その罪をどう償えばいいか、分かるな。」



「はい。責任を持って自殺致します。」


こうするしか…こうするしか…こうするしか?


そうして、勇者は自殺したーーー



ーー


ーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?



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・投稿し直す?


・2層を修正しました。(2回目)


・短めなのは許してください。


・15応援とレビューありがとうございます‼


・見てくれてありがとうございます‼


・大体?の話に伏線入れてます。何かは秘密です。


・第一室を修正しました。←NEW‼


【是非感想をお願いします。


それが作者のモチベーションになります。


拡散してくれるともっと嬉しいです。


それでは次回でまた会いましょう。】




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