売り方
インスタグラムを見ていると、「eBayで海外販売をしましょう!円安の今、輸出がアツイです!日本の商品は海外でモノスゴく人気があります!さあ、こちらにメールアドレスを入力して、今すぐプレゼントを受け取って下さい!今日限りでこのページは見ることができなくなりますので、今すぐ!」なんて広告をよく見かける。
広告を出しているということは、どこかでその費用が賄われているわけで、最終的にそれは、その広告を見た人が払うような仕組みになっている。
広告の質を見れば、大体どの位の価格の商品なのかがわかる。
立派な動画が作成されていて、その後何通もメールが来て、メールに記載されている動画のリンクをクリックすると、大抵は喋り手と聞き手二人の人が喋っている、それなりのスタジオで撮ったようなクオリティーの動画を見せられて、期限を迫り、最終的に契約へと案内されるものが多い。
大きな特徴としては、コースの価格が最後まで出てこないか、直接本人か、スタッフと呼ばれる人とネット会議のソフトを通じて話さないとわからないような構成になっている。
昨日も懲りずに、とあるカメラリペア講座のライブ案内動画を見ていたのだが、結局いくらするのかは知らされず、直接スタッフと話した上でのご提案、と言う形で終わっていた。ライブもちょっと怪しげだった。(撮影ビデオを流しているだけで、ライブではない感じがしたという意味で)
ページの作成、動画の撮影と編集、ステップメールの執筆、聞き手の人件費、スタッフの雇用、それなりに費用がかかる。
間違いなく、この手の講座は100万円くらいする。
その人が価値を見いだして、価格と釣り合いが取れればいいのだろうけれど、この先金欠病が完治しない事がわかっている私には、その商品の価値は認めるものの、どうしてもお金を払うことができないという現状がある。
一昨日の人は「カードの分割で」なんて言っていたが、こんな事をしたら死亡だ。カードの分割とリボルビング払いはブラック寸前の利息を取られ、途中で一括返済したところで、戻し金利も雀の涙ほどしかない。これは先日私がパソコン代金を精算した際、実際に経験したのでよくわかっている。金利の戻りは、予想していた額の2割程度である。
自慢するわけではないが、いや、自慢するが、私はeBayの取引を全て独学で全てやってきて、今まで1000を超える取引を海外と行っている。
何でもそうだと思うが、自分で死ぬ気になってやらなければ、この手の商売は覚えられるものではない。教えられている立場では、なかなか成功しないし、仮にクレームやどうにもならないような状況になった際に、リカバリの頑張れる力を振り絞ることができない。
そこでこの理論を今のカメラに対する私の状況に投影してみると、やっぱりどこかに甘えがある。もういちど、eBayを頑張っていた頃の自分を思い出し、一人で頑張ってみたらどうか、もう少しさかのぼるなら、みんなやりたくてもできない事をされていてすごいですね、とよく言われた、あの屋久島での生活を思い出して必死になってやってみなさい、と、もう一人の自分に言われたような気がする。
ということで、気になっていたカメラの販売は、講座などに頼ることなく、10万円の情報を買うでもなく、自分で調べてやってみようという結論になった。
売り方は、eBayを使うしかないが、ゆくゆくは自分のサイトを立ち上げて、そこから売れないかな、なんて事も考えている。集客にはYouTubeを使ってみようか。動画だって、登録者800人程の海外の日本好きな人向け、インチキチャンネルがある。
もっと自分に自信をもちなさい、というのが、昨日からの悩みの結論である。
一昨日の方のメルマガの中で、同じ物が二通来ていたので、その一通を削除したら、何通もあるシナリオの全てが削除されてしまった。何だか仕様的におかしかったが、これでいいだろう。
さあ、やってみようじゃぁないか。
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