低品質なコンテンツ

初成約

　ヤフオクでは、一般の人が出品する普通の所と、それとは別に、個人事業主が運営するストアという出品形態がある。

　私も、一応プロなのだからと、ヤフオクストアに登録してあるのだが、成約後にオーダーフォームなるものに入力してもらう必要があるなど、運営面で面倒な部分もある。

　同様に、メルカリにもメルカリShopsなるものが登場したので、私もこれに登録してみた。

　メルカリはどうしても値引きのコメント対応や、専用にするなど、面倒な部分があるので避けていたのだが、このメルカリShopには、商品が購入されるまではコメント機能がないらしかったので、ちょっとやってみようと思った。

　この前スマホケースを間違えて注文してしまったので、とりあえずこれを出品してみたのだが、先日ようやく注文が入り、販売することができた。

　今や匿名配送が当たり前になった感があるメルカリ。送料も全国一律で、かなりわかりやすくなっている。ヤフオクを黎明期から利用し、販売していた私なんかからすると、隔世の感が否めない。

　注文を受けた後、コンビニから発送する方法と、営業所に持ち込む方法と、集荷に来てもらう方法とがある。それぞれでやり方が違うので、これもまたメルカリを避けてきた理由の一つである。

　ところがやってみれば、私達がかつて苦労していた発送方法とは、これまた天と地程の違いがある。送り状は書かなくてもいいし、送料は売上げから差し引かれての支払いになるので、お金を扱う必要もない。追跡はあるのに料金は安く、しかも全国統一価格が実現している。スマホありきではあるが、これだから今の人たちに人気があるのだな、と思った。

　かつては折り返しのメールなどが来るまでに気を揉んでいたりしたものだが、スマホが身体の一部となっている今はそんなことはなく、相手からのレスポンスは信じられないほど早い。荷物の状況だって、リンクをクリックすれば一瞬でわかる。

　ここまで人気のある大きな要因の一つは、クロネコヤマトの宅急便の存在だと思う。

　ゆうパックの会社は、取扱高を減らしていると先日発表があったが、圧倒的にクロネコの方が便利で使いやすい。企業努力と働いている方々に、頭が下がる思いである。

　ということで、これから少しずつメルカリもやってみようと思う。今までは面倒だったので避けてきたが、例えばパソコンを買った時におまけ付いてきた、テレワーク用のヘッドセットなど、簡単に売れると思う。

　匿名配送が前提で、大きな物やかさばる物は着払いが多い。よく考えたものである。

　私の部屋や倉庫にある骨董品系列のものは難しいかもしれないが、いらなくなった不要品とは、本当に相性がいいように感じている。

　ちょっとこれも、少しずつやってみようと思っている。