テレワーク

 インターネットの仕事でも、時々外部の人との接触がある。


 最近では、海外販売における海外への新しい商品発送の会社、日本UPSという会社の方や、国内販売におけるヤフーショッピングのアカウント作成の際のサポートの方などと、メールでやり取りをする機会があった。


 通常は営業時間内のやり取りで、こちらが時間外の遅い時間になってしまった際には、翌日の営業が始まってから、メールが返ってくるというような感じだった。


 しかし最近のやり取りでは、相手の返信時間が異常に早い。どちらの方も朝の7時過ぎにメールが書かれ、私に返信されている。


 ずいぶん早いな、なんて思っていた。


 少ししてから気が付いた。


 そうか、これがテレワークなのかと。


 サポートのメールを受けて返事を書くという仕事なら、会社に出勤しなくても自宅でできるだろう。なるほどなと思った。


 私が今メインで行っている運転手の仕事などというのは、テレワークとは無縁なので、ゆりこ氏がテレワークを推奨していようとも、私の周囲では何ら変化はなかった。


 カミサンも、とある販売の現場で働いているし、私もこの通りなので、コロナに伴うテレワークを感じることはしばらくの間なかった。


 今回こうしてテレワークを感じることができたのは、これからに向けての布石なのだろうか。それともただのテレワークなのだろうか。


 まあいい、いろいろとやっていれば頭も活性化するし、自分も生きている実感が沸いていい気分になることができる。


 しかし私も、相手の返信の時間などを気にして、いろいろと考えてしまうことが癖になっている。


 返信なんかいつだっていいじゃないか、と、特に時差のある海外とのやり取りでは思っているのだが、今回のような仕事で、日本人が相手である場合は、何故だか時間を見ていろいろと考えてしまうのである。


 ということで、テレワーク万歳だ。



 

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