車の塗装
久しぶりに天気の良い週末だったので、車の塗装をした。
本格的に道具や材料は揃っているが、なかなかプロのようには行かない。
下地処理からはじまって、持ちうる道具を総動員して取りかかる。
塗料を入れ、硬化剤を入れ、シンナーで薄めて、スプレーガンで吹くのだが、説明書通りにやっても、いつも問題が発生する。
私も、道具を揃えて一通り本格的にやるところで満足してしまい、その上のクオリティーを求める事をしないので、それも原因の一つだ。
今回は、サーフェイサーという下地の塗料を吹いた後、スプレーガンを洗わずに、そのまま次の塗料を入れたところ、サーフェイサーの硬化剤の割合を間違えたんだか何だかしらないが、中で塗料の硬化が始まってしまい、ノズルが詰まってしまった。
三つの液体を、私の場合は家にある割り箸でぐるぐると混ぜるのだが、この混ぜ方もいけないのかもしれない。アイスコーヒーにガムシロップを入れるような感覚で混ぜているので、これもおそらく原因だろう。サーフェイサーは硬化剤を20%にしたので、おそらく混ざり方にムラがあり、濃い部分だけが中で固まってしまったのだろう。
前回も同じようになったので気を付けていたのだが、なかなかどうして、作業になると先を急いでしまい、全体が適当になってしまう。
塗料がダマになっている部分もあるが、商売で納品するものではないし、あくまでもDIYを楽しむのと、車を維持するという趣味の一環なので、これでいい。
日本の自動車は、世界的にキレイなことで知られている。ぶつけてしまったら、すぐにプロに頼んで、板金塗装をしてもらう人が殆どだろう。という事情だから、日本には適当な塗装の車が走っていない。
たまには、こんな適当な車があってもいいだろう。
でも、中古車販売関係の記事を見ると、私のランクルのキレイにレストアされたものは、一千万円を超える価格が付き、販売されている個体もあるのだという。トヨタ2000GTならきちんとしなければいけないと思うけれど、所詮は世界の悪路を現役で駆け回っているランドクルーザーなのだから、これでいい。
これで、外装だけは、免許返納まで大丈夫だ。
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