審査に通過
手作り雑貨を販売するミンネという所の販売審査に、個人事業主として合格した。
毎年青色申告をしていて大赤字だが、事業的には問題ないようだ。
ということで、今週末は販売する商品を作る予定だ。
今はコロナ禍もあって、このような手作りの雑貨を販売する人が増えている。ここのミンネと言うところは、ターゲットは20代から30代の女性だと、某サイトには書いてあったが、確かにイメージはそうだろう。
そこへ50代のおっさんが参入しようと言うのだ。無謀極まりない。
いろいろと見ていると、売れている人もいるし、殆ど売れていない人もいる。ちょっとだけ売れている人もいれば、始めたばかりで試行錯誤を重ねている人もいる。
公式をはじめとする、売るための情報が錯綜し、悩んでいる人はかなり悩んでいるようだ。月に10万の売上げを目指していますが、全然売れません、みたいな感じで。
はじめの一つを売るためにがんばりましょう、商品はこれだけ用意しましょう、写真はこうしましょう、説明文はこうしましょう、説明文の書き方はこんな風に、目標を決めましょう、何を誰に売りたいのかを決めましょう、作業しましょう、などなど、それぞれに対してそれぞれの人がいろいろな意見を述べているから、初心者は大変だ。
商品はもちろん大切である。悪い商品は売れない。でも、この世界をちょっとみてみるとわかるのだが、商品のクオリティーは、かなり高い物が多い。価格もそこそこ手頃なのに、売れていない人が、それこそ山のようにいらっしゃる。
私は芸術科を出たわけでもないし、陶芸を専攻していた訳でもない。老眼が入ってしまっているのか細かい作業はおぼつかないし、ハイレベルの作品を50代の今から極めるのは無理だと思う。
でも、やってみようと思っている。
それには訳がある。
屋久島にいた頃、毎日Web日記を書いていると、関心のある人が集まってくれた。
私が生まれて初めて開発したお裾分け商品、とびうおお試しセットは、この日記による集客が成功したのかどうかはわからないが、そこそこ売れた。
HPを公開し、日記を毎日更新することで、沢山の方が私と私の考え、トレーラーでとびうおの漁師をしながら屋久島で暮らすという生活に興味を持って下さった。実際にお会いした方も多いし、取材も沢山受けた。ガイドは自信がなかったのでお金を貰うことをせず、「インチキガイド」としていたが、もうちょっと考えて本気でやれば、それなりにお客さんを掴むことはできたと思う。
今は屋久島の知名度も上がり、ネットも発達し、ガイドなどは星の数ほどいる。
あの時、ガイドや物の販売などを組み合わせて、屋久島でやっていこうという強い思いがあったとしたら、それなりに出来ていたと思う。
また、ネットでの販売然りだ。
私はeBayという所で、海外に向けて日本の商品を販売している。
写真が口ほどに物を言うということは、肌で感じている。eBayでは一つの商品につき10枚の写真を載せることができるが、私は販売している商品全てにおいて、オリジナルの写真10枚を必ず掲載している。商品の写真を撮影するのに、自然の明かりが最強だということは、人に言われずとも学習している。
英語で説明を書くのは面倒だが、苦労しながら説明文やその商品についての説明をきちんと書いた品物が売れる事はよくある。こんなに強気の価格なのによく売れるな、と感じることもよくある。
物が溢れている激戦の市場において抜きん出るために、商品自体のクオリティーはもちろん重要だが、もっと大切なことがある。それは、
人の心を動かせるかどうか だ。
人の心を動かすために、文章と写真はとても重要な役割を持っている。この二つを何とか駆使できれば、商品のクオリティーは充分カバーできる。
文章に関して、20代の女性が書くような綺麗な文章は書けないけれど、いつもカミサンと一緒にいるので、女性が何を好むのか、何に関心があるのか、何を考えているのか、どんな時に何を考えて何を買うのか、などがそれなりにわかっている。今までやって来た事と組み合わせれば、面白いのではないかな、などと考えているのだけれど、どうだろう。
ということでやる気になった次第である。
がんばります。
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