還付金
毎年青色申告をしている。
バイトでの収入が主になってきているが、一応は個人事業主で、一時期はそれなりの売上げがあった。
お金の動きはきちんと処理しなければとの思いから、弥生会計という会計ソフトを導入し、これを使って毎年青色申告をしている。
普通なら税理士などに頼む所だと思うが、そこまでの予算はないし、規模もそれなりなので、会計ソフトのメールサポートだけで何とか毎年青色申告をしている。これだけでも結構なお金がかかるのだが、私なりの税理士さんのような位置づけなので、仕方ない。
導入当初、e-Taxはいろいろと面倒で手間取ったが、今ではそれなりに慣れてきた。
毎月きちんと帳簿を入力しているので、年度末になっても慌てることなく申告ができる。
今年は売上げなど雀の涙状態なのに、倉庫として借りているコンテナの賃料とか、インターネットに関するものとか、売れない海外オークションの出品料とか、経費ばかりがかかっている。
事業は赤字なので、バイト代からそれを差し引き、私としての収入を確定するという作業になる。今年は少しばかり、あらかじめ納めた税金が返って来る予定となった。
管轄の税務署へデータを送信したのが2月14日、受付されたのが15日、そして、26日に所得税の還付金が振り込まれた。紙で行っていた頃は数ヶ月かかっていたので、かなり早くなった。e-Taxも、確固たる地位を確立したという感じである。
税金や年金に関する事は、いろいろと面倒くさい。サラリーマンであれば、定年まで会社に任せっきりになるので、向き合う機会も少ないだろう。
でも、ちゃんと勉強しておかないと、知らぬ間に損をしていたり、還付される税金が還付されなかったりと、結果として損をしてしまう事もある。
人間、追い込まれなければ行動に移すことが難しい生き物だけれど、保険や年金、税金に関する知識は、きちんと勉強しておいた方がいいと思う。
偉そうな事を言っているが、私もまだまだである。
役所の手続きは難しく、煩雑だ。これは仕方ない。しかし逆を言うなら、この決まり通りにきちんと手続きをすれば通るのだ、という事も言える。
人によってそれぞれかもしれないが、これらの手続きは突然やって来る事も多い。いざとなった時に困らないために、少しずつでもいいから勉強しておくといいと思う。
繰り返しになるけれど、私もまだまだである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます