アメリカへの荷物の送り方
eBayという、世界のオークションサイトに、今でも商品を出品している。
コロナの影響で、現在は販売できても、外国へ荷物を送ることには様々な規制がかかっている。
国ごとに事情が違うようで、送れる国があったり、送ることはできても手渡し、追跡付きはダメだったりといろいろである。
昨年の11月、カナダからの注文には、いつもの通り送ることができた。いつもの通りとは、日本郵便の「国際e-Packet」という商品を使って、追跡付き、保険付きで送るということである。
先週末、かなり久しぶりに、アメリカから注文が来た。
アメリカは現在も大変なことになっており、送ることができないのではないかと調べてみると、追跡と保険が付いている「国際e-Packet」や「EMS」では送ることができないけれど、普通の小型包装物扱いであれば、追跡なし、保険なしで、航空便で送ることができるらしい。ただしこれは2kgまでという制限がかかっており、2kgを超える荷物に関しては、数ヶ月を要する船便しか手段がないとのことだった。
先週土曜日の朝に注文が来ており、土曜日の夜に荷物を作り、日曜日の朝早く、街中にある我が町の郵便本局のゆうゆう窓口へと、久しぶりに荷物を持って行った。
受付のバイト君は戸惑っていたが、奥からヘルプの女性が出てきてくれて、無事に送ることができた。
かつてはオークション型式にしたりして、世界各国に日本の珍しい品物を販売していたが、今となっては意気消沈してしまい、時々いただく注文をよろよろとこなすのが精一杯となっている。
会計ソフトで去年の売上げを見てみると、ほんの数件、雀の涙ほどの売上げであった。
始めた頃は、オリンピックが開催されれば日本に注目が集まって、注文も増えるだろうな、と期待を寄せていたのだが、この思惑も見事に吹っ飛んでしまった。
部屋の中には商品がいっぱい、近所に借りているコンテナ倉庫には、商品と梱包用段ボールがいっぱい、いつか復活する日を夢見て、何とか現状を維持している。
ちょっと今は手が回らないけれど、もう少し落ち着いたら、もう一度、オークションでもやってみようかなと思っている。
人と人とのつながり、ふれあいは、とても大切なものだから。
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