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九十九里浜のはまぐり達が言いたいこと」への応援コメント


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    面白い記事でした!
    ずいぶん遅くなりましたが、馬の話題があったので・・・
    かつて私は喜多方市で『蔵馬車』という観光馬車の御者をしてました。観光馬車自体の経営はよろしくなかったようで、系列のほかの施設の儲けを補てんしていたようです。馬車3台出ても一人もお客がいない日も多くありました。馬車は遅いし邪魔、どこでも気が向いたらフンをするので道路が汚れる(もちろん、御者が片付けるのですが完全に回収することは不可能で少しは残ってしまう。)、など社会の不寛容もあって、やがて廃業になりました。なので私は馬の飼育には普通の人よりは詳しいと思います。乗馬用の馬ではなく使役用の馬です。喜多方周辺には有機無農薬農業やスローライフを志し、都会から移住してきた人がたくさんいまして、皆それなりの思想をお持ちのようでした。農作物を有機肥料、無農薬で作ってもその過程で電気や石油をふんだんに消費してもそのことには目を背けているような感じでしたし、環境に優しい薪ストーブとかいっても、その薪を作るのにチェンソー、割るのに電気を使う薪割り機械ですが何も疑問は感じないのか、彼らの中でなにか整合性があるのか・・・そういうどこか意識の高い人たちは集まって、やや閉鎖的なグループを形成します。私も移住者だったので誘われたこともありますが、その場で〈車なんかじゃなくて牛馬を使えば?インドやアフリカとかじゃそうだし・・・〉なんてことを詳しく話し出したら場が思いっきり白けてました。反論する人もいません。たぶん彼らの底が浅かったから、本人たちもわかっていてもそういう話題には触れちゃいけなかったんでしょう。そのグループは原発事故後には政治にも進出、地方議会からではなく、いきなり首長選に出馬して負けたりと計画の無謀さが露呈することとなりました。その政治グループはたいした話題にもならず継続もできすいつのまにか空中分解したようです。長くなりましたが、エコとか声高に叫んで、人を啓蒙しようとしてる人たちほど、裏では現代の利器の恩恵を離さないって感じです。本当にやる人はグループなんて作らず黙ってひとりで試行錯誤しているイメージです。ちなみに、馬車を牽けるように調教された馬は一頭100万円前後しました。不慮の事故の際には、二本松のサファリパークに持って行ってライオン等のエサになりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    蔵馬車見ました。期間限定で、週末に復活しているみたいですね。私が思うに、これこそ理想の形ですが、やはり現実的にはいろいろと難しい面が多くて、廃業されてしまったのですね。でもSLじゃないですが、このようにして今でも難しいながらもその姿を残してくれているのは嬉しい事です。エコや無農薬、温暖化という問題はとても難しいです。何をどうしたって行きつく所結局は同じで、究極的には価値観や生活のレベル、過剰に便利な生活を見直すことを徹底的に考えて行かないと、無理なんじゃないかなと、私もスウェーデンの環境活動家グレタさんじゃないですが、この辺りの思考はちょっと過激かもしれません。屋久島でも入り人が集まる所がありました。話されていた話題は、自分達が頼りにしてさんざんお世話になった不動産屋さんの悪口とか、独特の生活習慣の違いに関することが多かったと聞きます。屋久島に限らず、今でも時々「終の棲家の探し方」みたいなことをテレビでやることがありますが、便利な都会で暮らし続けて、高い年金をもらえる人がそのまま地方に行ったところで、その土地の人と一緒に暮らし続けるのは、なかなか難しいと思います。「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、まさしくその通りですね。自動車も電気にシフトされて行くようですが、この電気を作るのだって、何かを回さないとできない訳で、ここに力を入れるよりも、少しずつでもいいから生活水準を落とす事を考えて行かなければ、やがて地球は滅亡すると私は思っています。馬はやっぱり、人間にとって必要なパートナーだと思います。妻の母方の実家は昔、人の住む家と馬小屋が一体になっていましたし、墓に行けば馬のお墓もあります。
    参考 : 南部曲がり家
    https://manabi-japan.jp/culture/20201103_23199/

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