成功は習慣化にあり
一度は書きはじめたものの、持ち前の適当さで放り投げ、しばらくの間放置。そして、突然いただいた昔の読者様のコメントに心動かされ、再び復活したこちらのインチキな文章群。
再度はじめた当初は、どうせおいらのことだから、またすぐに終わってしまうだろうね、と思っていたのだが、何だかな、ここまで続けることができている。
おまけじゃないけれど、これを書くと同時に、俗に言われている副業の代表格、アフィリエイトのサイトに投稿する文章まで書いちゃっている。ここ数年になく調子が良い。
その日の仕事によりけりなのだが、朝に一時間程度待機せねばならない日が、時節柄多くなった。この待機時間は通常、かなり気持ちのいい朝寝の時間。しかし一転、この時間がもったいないと何とか精神力を振り絞り、持参のテキスト専用製造装置、キングジムのポメラという機械を使って、文章を書く時間に充てている。
昼休みも同様だ。事業が行き詰まり、運転手のバイトを始めた際は、東日本大震災に伴う復興政策で、数々のかさ上げ需要があったので、山から海沿いまでダンプカーを運転していた。これはそこそこ酷な仕事で、朝は早く、昼休みはなく、帰ればダンプを洗わねばならず、毎日行くところも一緒に走る人も違うので段取りも大変で、肉体的に精神的にかなり大変だった。このように運転手と言えども、いろいろな仕事がある。
今回、昼休みはきちんと一時間取ることができている。これまた食事が終われば、楽しき幸せなお昼寝の時間なのだが、ここでまた精神力を振り絞り、もう一つ書いている。
精神力とか書くと無理をしているんじゃないかと思われがちだが、今回に限っては、そんなことは決してない。そろそろ一ヶ月にもなろうという頃だが、どうやら習慣化ができたようだ。
休みの日に家で、アフィリエイトなどの文章を書かねばとパソコンの前に向かうも、これがなかなか難しい。文章の内容を探すための、検索結果に表れるニュースサイトから逸脱して、とんでもない記事を読んでしまったり、気がつけばYouTubeに流れ着いて、ついつい昔の歌を歌っていたりする。
家に一人でいれば、カミサンと20年以上一緒に住んでいようが、それなりの誘惑もある。(謎) 今はカップ数などを入れると検索までできるようになり、しかも無料で見ることができて、いい時代になったな、などとつぶやきながら、自分もその恩恵にあやかっている。これは持論だが、このシステムが完備されてしまったことで、異性に対する欲望が簡単に満たされてしまい、全世界の少子高齢化が加速していると思う。私は小さい頃いつも、「大人はいつもおっぱいが見られていいな。俺も絶対に結婚しておっぱいを… うんぬん」 と、思っていたものだ。こんなのは俺だけだろうか。
このように、平日にきちんと文章が出来上がるような習慣化ができたのである。習慣化とは素晴らしいもので、一度できてしまえば、それ程苦になることなく続けることができる。今日もまた然り。
さきほど銀行の残高確認アプリを見てみると、約一ヶ月弱かかっての給付金が振り込まれていた。何だかんだ言っても、人生を送る上でお金はかなり重要だ。公庫やキャッシングで借りたでもないお金が、返さなくてもいいお金がこんな風な形で入ってくると、かなり気持ちが楽になる。
この文章書きがお金に繋がればいいと、文章を書くことでお金が振り込まれるようになればいいな、という夢を屋久島の頃から見ていたけれど、それはなかなか難しく、ごく一部の人にしか与えられない特権だと言うことを、身をもって学習している。
万が一にでも、仮にでも、そうなることができたとしても、故、向田邦子女史のように、尊い命と誰もが真似のできない才能を、突然の飛行機事故で失ってしまう可能性だってある。
生きているだけで幸せだと思わねばならない。お金を追いかけてはいけないといつも思っているが、いざ振り込まれると、やはりいろいろと考えてしまう自分がここにいる。
とりあえず習慣化できたのなら、それを続けてみよう。
一年後、また、この話題に触れるということで。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます