第8話 カーラの提案



 ジャマルとの戦いから2ヶ月以上が過ぎ、11月も終わりを迎えようとしていた頃。


 俺は悪魔城の執務室で公爵軍の副司令官であるフォースターから定期報告を受けていた。


「帝国領兵はアフリカに派遣しダンジョンから出てきた魔物を討伐中。日本領兵は日本のダンジョンにて訓練中です。いずれも空陸問わずローテーションで行っています。予定では来年の春までに全ての戦闘員がC−ランク以上になるかと」


「そうか、順調だな」


 執務机の前でタブレットを片手に報告するフォースターへ、頷きながらそう答える。


 あとはスキル書をできるだけ手に入れないとな。これはいくらあっても足らない。竜騎士を追加で送り込むことを条件に他の領の貴族どもに吐き出させるか。


「次に飛空艦隊の装備の更新状況のご報告となります。これまで戦艦と飛空空母のみに装備しておりました結界装置ですが、年内に第一から第四艦隊の全ての艦に装備が完了する予定です。来年の春までには帝国本土艦隊へも装備できるかと」


「これも予定通りだな。あとは戦闘機ヴェルム改用の結界装置か。こっちは人員を増員し増産体制に入っているから春までには製造が終わるようだ」


「承知しました。次にその戦闘機の魔砲の出力向上の件ですが、魔導科学研究所ではこれ以上は難しいとのことです。最新の帝国本土の技術を使ったとしても、どうしても大型化してしまうようです」


「あれより大きくなるのか。そうなると機動力がな……」


 ジャマル軍との戦闘では、ガーゴイルにギリギリ対応できるくらいの機動力だった。今以上に機動性を落としたら的になっちまう。でも火力は上げたいんだよな。ガーゴイル一匹相手に数機で囲んで滅多撃ちしなきゃ落とせないんじゃ話にならない。


 できれば今の2倍の火力が欲しい。単砲ではなく複砲にするか? でもそれだと結界装置も積むしで魔石の消費が激しくなる。それに全ての戦闘機を改造しなきゃならん。さすがにそんな時間も金もないか。


「アクツ様。戦闘機の火力向上の件。カーラ技師のお力をお借りすることは難しいでしょうか? 」


「それは駄目だ。彼女には防衛装備以外は作らせない」


「そうですか……」


「すまんな」


「色々ご事情があるようですね。承知致しました。その辺は前回の戦闘を分析し、運用方法を改善することで解決していきます」


「そうしてくれ」


 俺がそう答えるとフォースターはではこれで報告を終わりますと言って退室した。


 まあ結界装置や転移装置を作ったカーラに頼りたくなる気持ちはわかる。


 相変わらずライムーン伯爵が結界装置の技術を教えてくれってうるさいしな。まあ教えないけど。アイツにはカーラの存在すら秘匿しているくらいだ。


 仕方ない。火力は現状でなんとかするしかないか。全戦闘機に結界装置を装備できればガーゴイル相手ならなんとかなるだろう。艦隊と連携すれば魔界の拠点防御くらいならできるはずだ。


 そういえばここのところカーラの研究室に顔を出していなかったな。サキュバスのこととか色々あったしな。久しぶりに様子を見に行くか。


 ティナは今日は出掛けているので、俺は内線で公爵家政務室にいる浜田にカーラの研究所に行くことを伝え、転移室に向かいカーラの研究所に転移した。


 カーラの研究施設はデビルキャッスルから北に2キロほど離れた場所にある。


 彼女の研究施設は最初はデビルキャッスル横の旅館の中で、結界の塔を作る時に裏に大型倉庫みたいな物を建てた。それから結界装置の増産をするため、北に2キロほど離れた場所に研究施設を建てることにしたんだ。


 新しいカーラの研究施設は魔導兵器製造工場が1つと、5階建て建物。そして従業員を送り迎えするシャトル飛空艇の発着場がある。


 鹿児島にある魔導科学研究所は帝国から連れてきた魔人の研究者により、数十人の日本の研究者が帝国の魔導技術を学びながら新技術の開発をしている場所だ。


 それに比べてカーラ研究所の研究者はカーラのみだ。彼女以外は錬金のスキル持ちの人族や獣人が作業員として働いている。あとは施設の管理の人員と警備の兵だな。


 魔導兵器のコアの部分はカーラが一人で作るんだけど、それ以外の部分を作業員たちが作っている感じだ。ミスリル板の変形などの錬金のスキルが無いとできない作業や組み立てがメインとなる。


 5階建ての研究施設の地下二階に設置した転移室に着いた俺は、階段を上り地下1階にあるカーラの研究室に向かった。


 そして網膜認証で扉のロックを解除し中に入ると、いきなり床に転がる何かの魔道具が俺の行く手を阻んだ。


 相変わらず散らかりまくってるな。


 俺は床いっぱいに転がる何かの機材やミスリル板に魔鉄の塊などを足で避けながら道を作り、部屋の奥で机に座っているカーラへの元へと向かった。


 カーラの机の上には数台のパソコンと何かの機材と大量の魔石が置かれており、彼女は魔石を握りながらなにやらパソコンと睨めっこをしているようだった。


「カーラ」


 俺が声をかけるとカーラはパソコンに向けていた顔を上げた。


「あ、コウ。あら? もう夜になったの? 」


「ははは、まだお昼だよ」


 俺は夕ご飯の迎えに来たと勘違いしたカーラに笑いながらそう答えた。


「そう。じゃあどうしたの? 」


「ちょっと様子を見にきただけだよ」


 俺はそう答えながら机の前に置かれているソファーに座った。するとカーラが立ち上がり、簡易キッチンでインスタントコーヒーを用意してテーブルに置き俺の隣に腰掛けた。


「ありがとう」


「いいのよ。本当はちゃんとしたものを出してあげたいけどね。どうも上手くできないのよね」


「これで十分だよ」


 隣で心なしか肩を落とすカーラの手を軽く握り、俺はなるべく美味しそうにコーヒーを口に含んだ。


 飲めるだけ十分だ。


 カーラの部屋の状態を見ればわかると思うが、彼女は料理とかそういうのは壊滅的だ。コーヒーも結構高いコーヒーメーカーを買ったんだけど、当然機械の洗浄などのメンテナンスができないからカビ臭いというか絶対にお腹を壊すような物が出来上がる。


 お湯を注ぐだけで作れるインスタントコーヒーの安心感よ。


「今度ティナに料理を教わる予定だから、そのうち手料理を食べさせてあげるわね」


「た、楽しみにしているよ。それより戦闘機に搭載する結界装置の量産は順調? 」


「ええ、核心部分はもう数が揃うわね。あとは組み立ての作業次第ね」


「もう数が揃うのか? 無理しすぎじゃないか? ちゃんと寝ているのか? 」


 俺は予定よりあまりに早い作業スピードに驚いていた。


「無理はしてないわよ。少なくともコウといる時は寝ているわ」


「俺とって……週に一回じゃないか」


「十分よ。もともと疲れないし寝なくても平気な身体なのだから」


「そりゃそうなんだろうけどさ……」


 働きすぎだろ。うちはブラック企業じゃないんだけどな。でも言っても休まないんだよなこの子。


「フフフ、心配してくれてるのね」


 カーラはそう言って嬉しそうに俺の肩にコテンと頭を乗せた。


 俺はそりゃ心配するさと答えながら彼女の肩に腕を回し抱き寄せた。


 ジャマルとの戦争中に身体を重ねて以来、カーラはこうやってよく甘えるようになった。普段は他人には関心がない黒髪の冷たい雰囲気の美女にこうして甘えられると、本当に愛されてるなと感じる。


「あ、そういえばコウ? 」


「ん? なに? 」


「この間の悪魔軍との戦いの報告書を読んだんだけど、戦闘機のヴェルム改は火力不足だったみたいね」


「まあね。でもそこは運用方法を変えるなりでなんとかするよ。カーラの結界装置があれば被弾も減るし」


「私なら解決できるわよ? 」


「いや、しなくていい」


 俺はカーラの目を見つめキッパリと断った。


「ハァ……いいコウ? いくら結界装置を取り付けても戦闘機に装備できる小型の装置では、戦艦や巡洋艦に取り付けた物ほどの耐久力はないわ。より操縦者の安全を考えるなら、できるだけ早く敵を撃ち落とすほうがいいに決まってるじゃない。それに魔界には空を飛ぶ魔物はガーゴイルだけではないでしょう? もっと硬いワイバーン《飛竜》やドラゴンだっているのよ? 貴方も軍のトップなら私情を挟まず兵の安全を優先すべきよ」


「それはそうだけど……それでも俺はカーラに攻撃兵器を作らせたくないんだ」


 彼女は前世で王の命令で世界を滅ぼすことができるほどの重力兵器を作らされた。それにより敵国だけではなく、故郷の王国も滅んだ。そして大切な家族も。そんな思いは二度とさせたくない。いや、思い出させたくすらない。


「コウ……貴方の優しさは嬉しい。でも私は大丈夫よ。もう二度と世界を滅ぼすような物は作らないわ。だって貴方がいるのだもの。そんな物を作る必要なんてないでしょう?」


「それはまあ……」


 確かに俺がいれば帝国が敵に回っても、人間兵器としてミサイルみたいに飛んでいって滅魔しまくれば滅ぼせる。帝国が滅んで地球の旧国家が敵になったとしても、竜たちを差し向ければ余裕だ。大量破壊生物がいるのに大量破壊兵器なんか必要ない。


「それなら決まりね。実は魔力増幅装置はもうできているの」


「え……ええ!? 」


 いつの間にそんな物を研究してたんだ? ずっと忙しかったはずなのに。


「そんなに驚くことではないわ。前の世界では普通にあった物だもの。既に改良して戦闘機の魔砲にアタッチメントとして取り付けられるようにしてあるわ」


「そんな簡単な装置で威力を増幅できるのか? 」


「ええ。増幅するための魔道回路を刻み込む部分にミスリルを使うからコストは高くなるけど、消費魔力はそのままで威力は3倍以上になるわ」


「さ、3倍!? 」


 マジか……戦闘機の魔砲の威力が3倍になれば、単機で余裕でガーゴイルを落とせるぞ? 飛竜相手だってダメージを与えられる。ミスリルが大量に必要になるのは痛いけど、魔石の消費量そのままでそれだけ威力が上がるなら安い物だ。


「これでも増幅装置としては小型だからそんなものよ。そういうわけだからミスリルを置いていってもらえればいつでも増産できるわ。私のことはいいから、貴方についてきた兵のことを考えてあげて。増幅装置程度じゃ世界は滅ばないわよ」 


「…………うん。頼むよ。ごめん」


 俺はカーラの言葉に甘えることにした。


 本当は作らせたくない。けどこれから魔界に逆侵攻する上で、飛空艦隊を守る戦闘機の火力が足りていないのは不安でしかない。魔界の土地を進撃していく上で、常に俺が軍と行動を共にできるとは限らない。俺がいない時に魔界の飛竜が大量に現れなどしたら……そういった不足の事態が起こった際に、被害を最小限にできるようできるだけ時間を稼げるようにしたい。


「謝らないで。コウの気持ちは嬉しかったから。でも、私ももっと貴方の役に立ちたいの」


「十分過ぎるほど役に立ってるよ」


 結界に転移装置。そのうえゾンビ作りまで。カーラは防衛に戦闘にと多大な貢献をしてくれている。


「フフフ、そう。それならご褒美が欲しいわね。そういえば沖縄の離島に別荘を建てたのよね?温泉もあると聞いたわ。ちょうど研究も区切りがいいし、これから連れて行ってくれるかしら? 」


「もちろん! 」


 そういえばカーラはまだ連れて行ってなかったな。


 それからティナに念話でカーラに別荘を案内するから夜遅くなると伝え、その場でゲートキーを使い別荘へ向かった。そしてカーラと一緒に温泉に入り、当然の如く愛し合った。温泉から出てきてもベッドで愛し合い、夜になると空間収納の腕輪に入れていたできたての高級料理店の料理を二人で食べた。それから映画を見てまた温泉に入ってイチャイチャしたあとに悪魔城に二人で帰った。半日だったけど、久しぶりにカーラと二人でゆっくりできて良かった。



 ☆☆☆☆☆☆



 12月になり、あちらこちらで気の早いクリスマスメロディが耳に入るようになった。


 俺は戦後処理も終わり時間が取れるようになり、婚約者たちへの今年のクリスマスプレゼントは何にしようかななどと考えつつサキュバスたちが住む旅館に顔を出していた。


 インキュバスがいなくなった旅館の中はまあ酷いものだ。掃除はしているんだとは思う。けど、明らかに適当にやった感がハンパない。中庭に視線を向けると洗濯物が干されてはいるが、なんと言えばいいのだろう。まるで海からあげたばかりのワカメみたいに物干し竿に引っ掛けられている状態だ。


 もちろん洗濯バサミなんて使われていない。シャツも下着も寝巻きやバスタオルでさえも、広げて干すことを知らないとばかりにただ適当に物干し竿に掛けられている。


 夏ならともかく、冬にこんな干し方したら乾くのに一週間以上掛かるんじゃないか? それに強い風が吹いたら全部落ちそうなんだが……


 そんな中庭に干されている大量の洗濯物を旅館のホールから眺めていると、奥からヒルデガルドとバルバラとルリアが現れた。


「アクツさん。わざわざ迎えに来て頂いてありがとうございます。ルリアのことをお願いしますね」


 浴衣姿のヒルデガルドが栗色の長い髪の頭を下げながらそう言った。


 その際に真っ白な胸の谷間が見え、俺はついつい視線を奪われた。


 今日は魔人の姿か……前回は翼があるから着れる服が少ないからってサキュバスの姿で下着だけだったんだよな。おしとやかそうに見えるのにスケスケの下着を身に付けているもんだから、そのギャップに俺の悪魔棒も元気いっぱいになっちゃったよ。


「ご主人サマ。ルリアのことを可愛がってあげてね」


 続いて同じく浴衣姿バルバラが、着崩しすぎて片乳がポロリしている状態で俺の腕を取り耳元で呟いた。俺はその胸を柔らかそうだなと思いながら見つめた。


「ア、アクツ。早かったわね。準備はできてるわ」


 するとヒルデガルドの後ろから、恥ずかしそうにルリアが現れた。


 彼女は浴衣姿ではない。ベージュのハイネックセーターに白いコート。そして白いミニスカート姿で、手には俺がプレゼントしたブランド物のポーチを持っている。


「ああ、それじゃあ行こうか」


 俺はバルバラの乳から気合いで視線をルリアに向け、そう言って旅館の出口へと歩き出した。


「うん」


 ルリアは二、三歩小走りをして俺の手を握り、俯きながらついてきた。


 これから俺はルリアに日本を案内することになっている。


 今日でルリアとは2度目のお出かけとなる。


 なぜルリアと一緒に出かけるようになったかというと、1週間ほど前にインキュバスの着ていたシャツを身に付けてウキウキしながらサキュバスたちの住む旅館に来た時だった。


 発情期のサキュバスがいるところに向かおうとした時に、ルリアが恥ずかしそうに日本を案内して欲しいとお願いしてきた。


 いくら契約したとはいえ、仲間を売らせことで今まで俺のことを避けていたルリアからの誘いに驚いたのなんの。俺もルリアには罪悪感を感じていたこともあり、欲求不満であろうサキュバスのお姉様たちへ後ろ髪を引かれつつも彼女を案内することを了承した。


 他の子たちも行きたがると思ったけどそんなことはなく、ルリアに買い物を頼むだけに留まっていた。


 それからゲートキーで二人で福岡の街に行き、食べ歩きをしたり映画を観たりビリヤードを教えたりして楽しい時間を過ごした。ルリアは恥ずかしそうに腕を組んできたりしてさ、本当にこの子があの時のサキュバスかって軽く混乱したよ。


 ちなみに街に行く際は俺は幻身のネックレスで姿を変えている。少しだけイケメンだ。ティナは普通の顔と言っていたけど。


 それでその時にルリアが欲しいというから携帯を買ってあげ、それからは毎日のようにルリアからメールが来るようになった。その流れで今回二度目の案内をすることになったわけだ。


 どういう風の吹き回しでこうなったかはわからないが、個人的にルリアのことは気に入っているしサキュバス族を取り込みたいから別にいいんだけどな。ルリアとの距離を縮めてそこから他のサキュバスとの信頼関係を築ければ最高だ。それこそ夢に近づけるというものだ。


「ねえアクツ。今日はどこに行くの? 」


「ん? ああ、小型飛空艇で東京に行こうかと思ってさ。30分くらいで着くし」


 俺の手をぎゅっと握りしめるルリアに、旅館から少し離れた場所に駐機してある二人乗りの小型飛空艇を指さして答えた。


「操縦できるの? 」


「そりゃあこれでも軍のトップだしね」


 俺が東京に向かうと伝えれば全ての航空機が進路を空けてくれるし。正直着陸の技術だけあれば余裕だ。


「凄いわ! アクツってなんでもできるのね! 」


「ま、まあね」


 うるうるとした目で見つめるルリアに少し気圧されつつもそう答えた。


 うーん……なんというか俺がやることなすこと全肯定で褒めまくりなんだよな。もう身体全体から好き好きオーラ出しまくりでさ。


 俺ってこんなに好かれるようなことしたっけ?


 これはやっぱアレかな? 肉体関係から始まる恋ってやつかな? 不可抗力だったとはいえ身体を重ねた訳だしな。てことは俺を避けていたのは恥ずかしかったからなのか? そういえばルリアは俺が初めての男だと言っていたな。


 いや待て。そんなナンパ雑誌に載っているようなことが実際にあるのか? でもそれ以外にルリアに好かれる理由が思いつかないんだよな。


 俺のモテ期もとうとうここまで来たってことか? 発情期DXの飲み過ぎで、なんかインキュバス並みのフェロモンでも出てるのかもしれないな。今度獣人の街に行ってみるか。


「どうしたのよアクツ。私のことをじっと見つめて。恥ずかしいわ」


 俺がルリアの顔を見ながら考え事をしていると、彼女は俺の腕を抱きながら恥ずかしそうに顔を伏せた。


 うっ……この感触は……まさかノーブラなのか? 


「な、なんでもない。さあ乗って。今日は水族館に連れていってあげるよ」


 俺は腕に押し付けられるHカップの胸の感触と、ルリアから漂うサキュバス特有の体臭に身体が熱くなるのを感じながら彼女を飛空艇の座席へと誘導した。


「あっ! 池袋の水族館ね。行ってみたかったの。嬉しいわ」


「そうか。それは良かったよ。それじゃあ出発するよ」


 座席に座った彼女にそう言いながら俺は飛空艇を発進させた。


 小型飛空艇の中は割とゆったりしているんだが、移動中ルリアはずっと俺の太ももに手を置きながら見つめていた。


 どうも無理しているように見えるけどまあいいか。どうせ魅了は使えないんだし。

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