外伝43話 フルメタル・サブマリン・パニックっ!! 2
アースティア暦 1000年・西暦2030年・7月1日・午後13時43分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域南西部地方・カリフア大陸東側・カリフア大陸西側・ユーラシナ大陸南側・カレールーナ大海洋・欧州諸島連合国及びジブチ・スリランカ・ソマリア国の領海国境線・ユーラシナ大陸南側・欧州諸島連合国とジブチ・スリランカ・ソマリア南洋上地域・アラダマスカル諸島・アラダマスカル本島及びアラダマスカル諸島近海域・欧州諸島連合国軍所属・イギリス海軍潜水艦隊・スリル潜水艦戦隊並びにローラーナ帝国・第二方面軍・カリフア大陸方面制圧軍・カリフア大陸東部方面軍艦隊・サイクロプス隊との戦闘海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その数十分後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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トマホークミサイルが飛来し、揚陸艦を直撃して轟沈させて行く。
やや少し遅れてから、多数の魚雷群が、まだハープーンミサイルに被弾しても居なかったチョッとだけ運がよかった揚陸艦に次々と着弾して海の藻屑と化して行った。
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サイクロプス隊の軍団隊長であるシュナイダー・バーデン大佐は、沈み傾き行く中の揚陸艦から、命からがら脱出艇を使用して、這う這うの体で逃げて行く。
イギリス海軍潜水艦隊のミスリル潜水艦戦隊は、ローラーナ帝国・第二方面軍・カリフア大陸方面制圧軍のカリフア大陸東部方面軍艦隊の東側拠点基地を次から次へと強襲攻撃を加え壊滅状態へと陥れ、同地方のローラーナ帝国軍から海の怪物レヴィアタンとして恐れられる事に成るであった。
アースティア暦 1000年・西暦2030年・7月1日・午後15時43分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域南西部地方・カリフア大陸東側・ユーラシナ大陸南側・カレールーナ大海洋・欧州諸島連合国・イギリス共和国・フォークランド諸島・首都スタンリー市内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カレールーナ大海洋・アラダマスカル諸島海戦での戦いは、欧州諸島連合国軍とアメリカ合衆国軍の二か国連合国軍側に、勝利の軍配が上がった。
この戦い結果により、ローラーナ帝国・第二方面軍・カリフア大陸方面制圧軍のカリフア大陸東部方面軍艦隊の東側沿岸地域一帯の軍事基地は、その殆んどを尽く破壊し尽くされてしまった。
ローラーナ帝国は、この戦いでゾルモン要塞軍団とカリフア大陸方面制圧軍と言う二方面軍を壊滅に追いやれてしまう。
その見事までの勝利を見届けたのは、アースティア世界でも最もローラーナ帝国に近い中立国と言われる。
アマラーラ半島地方を統治して居るアマラーラ王国の若き女王であるクレレーナ・パオトラ・アマラーラ女王。
彼女は、祖国の安定と安全の為だけに、中立国である立場をローラーナ帝国に対して、徹底的に取っては居るが、その実は面従腹背と言った形でのらりくらりとして居る外交政策を取って居るだけであった。
そんな彼女は、この戦いで決意を新たにする。
欧州諸島連合国の居残り政府首脳陣組の纏め役もして居た、イギリス共和国のアルテイシア・サッチャー副首相に対して、その決意を口にした。
「サッチャー副首相殿。私は今すぐに、貴女方の盟主国と目される二ホン国へと行きたいと思います。」
「日本へですか?それは・・・・・・・宜しいのですか?貴国は・・・・・」とサッチャー副首相は、クレレーナの真意を察した。
それはローラーナ帝国勢力圏影響力家からの完全な自主独立する事を目指す目的とした、外交交渉に赴く積りなのだと察したのである。
「はい。お察しの通りですので、出来る事ならば、この地からお忍びで行く方法でお願いします。」
「分かりました。強力な護衛付きで、そのご要望に、我らも全力でお応えしましょう。」
「ですがも支度準備に数日掛かりますので、暫くお待ちください。」
「此方も同じく、支度に時間が掛かりますので、支度が済み次第に出立するように手配します。」
「宜しく、お願い致します。」
(これで我が国もローラーナ帝国の魔の手から逃れられるかも知れない。この異界国家の力さえ有れば、彼の帝国と帝国同盟諸国勢力圏から脱して、自主独立を保てる。)
(その為には、二ホン国で開催されると聞く、シベリナ連合各国を始めとする国々が集まるという国際会議へと参加しなくてはならないわ。)
(我が王国は、この歴史的な転換期の流れには、絶対に、この流れに乗らなければいけないわ。)
クレレーナは、祖国と民達を守る為に、ローラーナ帝国との対決準備を進めるべく、日本国で開かれる東京サミットへと向かう事にしたのであった。
その数日後のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ようこそっ!我がイギリス海軍潜水艦隊のミスリル潜水艦戦隊・旗艦ネルソンへとお越し下さいました。クレレーナ・パオトラ・アマラーラ女王陛下っ!」
「少々長い航海ですが、安全な航海を保証致します。私は当艦隊の副司令官のリチャード・オンリュー・マデューカースレス中佐であります。」
「暫しお世話になりますマデューカースレス中佐殿。」
「それでは当艦に乗船して頂く間は、当艦隊の司令官であるテレサ・ロッサード大佐殿と相部屋と成ります。護衛官の方々は別室をご用意さて頂きました。」
「早速ですが、こちらお召し物にお着替えをお願い致します。」
「分かりました。」とクレレーナが受け取ったのは、イギリス海軍で採用されて居る軍服で、戦闘服の方を受け取る。
幾ら一国の元首であろうとも、軍官内で好き勝手な服を着ての歩行は迷惑であると事前に通達が為されて居る。
一部の護衛官や政府首脳陣らが、イギリス共和国に対して、一国の女王の扱いとしては無礼であると不服申し立て居たが、当人のクレレーナは、イギリス海軍からの言い分は、最も適切な言い分であるとして、嫌な顔や不満を言う事せずに、イギリス海軍の言い分を受け入れ居た。
その同行は潜水艦での渡航と言う事もあり、その人員は最低限とする様にとの通達が為され、旗艦に乗船する事と成って居るクレレーナの世話役は、同室と成る予定の艦隊の司令官のテレサが手の空いて居る時に相手をするとして、御付きのメイド長一名と護衛官二人が旗艦へと乗船。その他に外務大臣等の閣僚や政府職員を連れ立っての日本国へと航海に臨む事と成った。
艦長室へと通されたクレレーナは、テレサと対面する。
「ようこそミスリル潜水艦戦隊旗艦ネルソンへっ!!クレレーナ女王陛下。私が艦隊の司令官テレサ・ロッサード大佐です。」
「初めまして、テレサ殿。これからの行き帰りの道中のお世話になります。」
「昼は艦隊勤務等で、余りお相手は出来ませんが、職務の合間等は、同室のルームメイトとしてお会いできるのを楽しみにして居ります。」
「はい。よろしくお願い致しますね。」
「では、私は仕事が有りますので、これにて失礼します。夕食はご一緒させて頂きますので、それまでは失礼します。」
一通りの挨拶を終えたテレサが立ち去ると、御付きのメイド長がクレレーナの着替えを手伝うべく入れ替われに艦長室へと入室して来た。
暫くの間は暇になりそうだと見たクレレーナは、イギリス海軍仕官達と似た様な日々を過ごして見ようと、普段の艦内では、どう過ごして居るのかを聞き付けて見ると、潜水艦はその狭い環境から、どうしても運動不足に成りがちになりかねないので、簡易運動器具での運動をしたりして居るらしい。
彼女も、それに習う事にしたので、航海の最中は交代でトレーニングの指導を受ける事に成った。
最新鋭原子力潜水艦であるネルソンは、戦時と訓練時以外の航行に措いて、乗船している仕官達が受けるストレスが最低限に成る様な設計構造と成って居るし、艦内では一定の広さの在る通路や部屋等が確保されて居た。
今回乗船して来たお客様であるクレレーナを除く者達は、魚雷発射管の在る部屋のベットで寝起きする事に成って居る。
クレレーナは予備ベットを作って其処で寝起きするらしいが、女王である彼女は艦長用のベットを譲って貰い、変わりにテレサが予備で寝起きする事と成って居た。
この艦の艦長室は二人が寝起きするくらいのスペースが在る構造と成って居るので、素人目にはチョッと狭いと感じるくらいのスペースと成って居た。
その日の午後、クレレーナ達が乗り込んだミスリル潜水艦戦隊・旗艦ネルソン以下の潜水艦隊20隻は、アマラーラ王国の要人達を護衛しながら、日本へと出港して行くのであった。
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