外伝34話 ミンフィル王国東南諸国同盟編 魔神賢王と呼ばれた男 5

アースティア暦998年 ・4月20日・午前11時15分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・ミンフィル地方・ミンフィル平原地方・ミンフィル王国・王都・マルス市・マルス城にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 ユーゴをリーダーとする下級市民や異種族達に由るミンフィル王国革命戦争を発端とした新生ミンフィル王国とカレールーナ帝国との最初の国家間での武力衝突であるルナック大封鎖。


 この戦い終えた両国を始めとするアースティア世界での終結後の呼称は、ルナック大封鎖解放戦争と呼ばれて居た。



 この戦いに勝利したユーゴ達、新生ミンフィル王国は、ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟と、その従属衛星国であるカレールーナ帝国との休戦講和条約を締結する事で、一先ずの決着を付けた。


 流石のユーゴ達もローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟とその従属衛星国であるカレールーナ帝国を相手に正面からの全面戦争へと突入するほどバカでない。


 ユーゴは頃合い見計らって、透かさず和平交渉を開始する。


 その為に盟主国であるローラーナ帝国からやって来た使者とカレールーナ帝国から派遣されて来た使者を相手に、ユーゴ達は毅然とした態度で振る舞い、あくまで新生ミンフィル王国の元首とその首脳陣達は、旧王政府からの圧政下では生きては行けないと判断し、旧王政府に対して反乱を起こし、新政府を樹立した。


 その際に現国王と成ったユーゴ・ラーシルズは、革命戦争の英雄として祀り上げられ、尚且つ、その時に旧王家に輿入れするべく訪れていたイリナ・カレールーナ・ラーシルズ王妃。


 旧名 イリナ・カレールーナ第二王女は、城内での戦いに措いて、偶々鉢合わせたユーゴに一目惚れをしてしまい、 そのまま王妃からの求婚を求められ、ユーゴはその気持ちを受け居れ、それを承諾して、イリナ王女を娶って国王を名乗ったと言い分を言ってのけたのだった。


 詰まりは、一連の戦いは新生ミンフィル王国の革命に由る新国家建国の独立戦争であり、それを妨害する勢力との戦いは、あくまで自国を守る為に致し方無く自衛戦争をしただけであり、これ以上の戦いは、新生ミンフィル王国として決して望まない事として居ると弁明する事と成った。


 

 その反論と言い分に真っ向から否を唱えたカレールーナ帝国だったが、逆らう気が無いと言って居る小国に対して、これ以上戦いを続けるのは、世界に確たる大国としての態度品性として如何ものか?


 更には戦力を失った状態で戦い続けても無駄な事だと言う事に成り、世界一の唯一無二の覇権国家であるローラーナ帝国の命により、カレールーナ帝国は一旦、この戦争状態から手を引き上げざる負えない事と成った。



 そんな互いの対立を残した為に、ミンフィル王国とカレールーナ帝国は、講和休戦条約と言う中途半端な形での戦いの終結・・・・・・・と言うよりは、事実上の休戦をする事で、一先ずの決着を付けた形を取ることに成ったのだった。



 それから二年ほど掛けて新生ミンフィル王国は、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方に措ける小国ならではの国防外交戦略を展開、大国に屈し難い独自外交路線を貫くべく、必要な態勢を整えつつあった。


 この二年間の日々と言うのは、必死に国内改革を進め、神経をすり減らす様な外交努力に努め、国軍を増強と武具・兵器の増産体制を強化し、国内に住まう多種多民族から成る国民達を纏める事に従事を成し遂げる忙しい毎日を過ごして居た。


全ては覇権争いを続けて居る大国に抗い、自分達の自主独立を保つ為にである。


 そんな忙しいを日々送りつつあったミンフィル王国は、この年の初夏、ミンフィル王国の王都・マルス市・マルス城に珍客が現れた。



 その珍客とは、ミンフィル王国の南西地方に広がるセラルーノ半島地方の東側沿岸一帯を統治して居る王制国家、セラルーノ王国から国交開設の為の使節団が王都・マルス市を訪れたのだ。


 その使節団代表として現れた人物は、ユーゴの古い知人でもあった。


「お久しぶりですね、ユーゴ。」と黒髪ショートヘアー風のポニーテールで結った髪型をして居る美少女が、久方ぶりの知人の元気そうな様子を見られたせいか、爽やか微笑んで向か合って立って居た。


「本当だな。ラピリオス・サハリンラード、いや、ラピス。最後に会ったのは俺が9歳の時、貴国の王都レビィカ市での収穫祭の時か?」


「ええ、懐かしいですね。あの頃から貴方は、本当にクールで皮肉屋な性格をして居る方でしたね。」


 自立した落ち着きがある性格と清楚で爽やかな感じの美少女であるラピリオス・サハリンラードこと、通称ラピスは、セラルーノ王国の第一王女にして、王位継承権は第二位に在る王族でもある。


 先頃は水竜・アクアドラゴンの騎手としても槍術騎士としても一流の腕前で、今年の三ヶ月ほど前の戦では初陣を飾り、一軍を率いて戦う才も持ち合わせている才女・・・・・・と言うより少々お転婆気質があるとも言える王女様である。



 ユーゴとは、その父親であるザンラマン・ラーシルを介しての繋がりがあり、ラピス自身が幼い時に収穫祭でユーゴの父親に抱き上げて貰った思い出と、セラルーノ王国として隣国との戦で必要な戦力として、ザンラマン率いるラーシル傭兵団を雇い入れた事に由るビジネス上の繋がりが有った。



 また、幼い時に、コヨミ皇国に幾度も渡海した際に、紅葉とその達とも出会い、其処で知己を得た親友達と供に紅花園の誓いを立て居るメンバーの一人でもあった。


 まぁ、そんな感じなので、多少は問題児の一人とも言え、 ラピスも紅葉達と同じく癖が強い個性的な部分が在り、その部分とは魔法科高校生の兄妹の二人も真っ青な重度のブラコンでもあった。



 アースティア暦1000年の時代の時点でのセラルーノ王国は、ミンフィル王国の同盟国でミンフィル王国東南諸国同盟に加盟して居る。


 そのセラルーノ王国は、イルビオ・サハリンラード王を祖とするセラルーノ王国の第二王朝が統治する王制国家で、ミンフィル王国の南西部に在るセラルーノ半島地方の東側沿岸一帯の国土を統治して居る。


 国土の特徴として、東にアギュウスト海、西にセラルーノ森林、西国境にはシャルル川と自然豊かな地域を誇る土地を有して居る。


 セラルーノ王国はアースティア世界には何処にでね在る小国だが、その主力兵数は7千人を有し、その殆んどが歩兵で、後は水軍・水竜師団併せて2千人と騎馬隊千人と、小国らしい、まあまあな軍事力を誇って居るが守りに徹する軍事力なので、他国へと攻め入る様な事は無いので、軍の規模の大きさは問題には成らないだろう。



 西隣国のバジリアナ王国とは親戚筋の関係で、両国は元々一つだったらしく、分裂の理由はどちらも300年前の跡目争いの際に、家臣同士のいざこざで、嫡男である本家であるサハリンラード家を正当だとする一派と、その妹である長女とその婿であるファラオ・バジリアーナ公爵家を跡目にしたい一派に別れて内戦が勃発したからである。


 そして、両陣営は如何なったのかと言うと、遂には西と東に別れて、国家が分裂してしまった。


 分裂した両国は、それぞれシャルル川を基点にした、国境線を敷く事に成った。


 本家筋を国土擦り減らしたしまったセラルーノ王国の名はそのままだが、西のファラオ・バジリアーナ公爵家は、分捕った土地の名前を取って独自にバジリアナ王国と勝手な国名を名乗り、今に至って居る。


 アースティア暦998年の時点でのセラルーノ王国は、ローラーナ帝国とカレールーナ帝国には、敵対はして居らず、バジリアナ王国との内戦状態での戦いを繰り広げらて居た。


 ローラーナ帝国とカレールーナ帝国の二大列強国に対しても、敵対な行動を避けたり、敵対はしない公言して居り、あくまでバジリアナ王国との内戦状態の決着を目指して居るだけと言って居るので、ローラーナ帝国とカレールーナ帝国の二大列強国は、セラルーノ王国と言う小国に対して、直接的な軍事行動には、今の所は踏み切って居ない。


 そんな国からやって来たお姫様とその国の目的とは一体何なのだろうか?


 二人は雑談を続けながら旧交を温め合い、お互いの本題へと向かいつつあった。


「お前の方こそ、相変わらずか?」


「あら、妹として兄を心底尊敬するのは当たり前では有りませんかっ!!」 


 重度のブラコンであるラビスは、事ある毎に「私のお兄様はね・・・・・」「お兄様は昔・・・・・・」「お兄様は・・・・・」「ああ、お兄様は・・・・・」と口々に言うので、誰もが口を揃えて、どんだけお兄様が好きなんだよと絶対に言いたくなる程であった。


 その兄であるイザーク・サハリンラードは、 アースティア大戦と言う戦乱の世に在って、争いを好まぬ平和主義者であり、専守防衛こそが戦争を減らす手段と考えて居るアースティア世界に措いて稀有で珍しい国王。


 内政主導の民政を敷き、国民からの絶大な信頼を勝ち得つつも、先祖の言う事を守り、正当王家の地位を巡って争って居るバジリアナ王国と如何したら和平に持ち込めるのかを模索して居る。


 8歳も年下の妹であるラピリオス・サハリンラードも、ベタ褒めであり、度々口にするほどの好青年で、ラピスが本当の意味で恋をするまで、結婚するならお兄様かお兄様の様なお人が良いと言う程の好青年振り。



 アースティア大戦では、彼は前線での活躍は目立たなかったが、アースティア国際平和維持連合議会内では、平和と国際協力に付いての弁舌を熱弁し、国際政治に、とても向いて居るとの高評価を各国政府の元首達に印象付けて居る。

 

 アースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名したミンフィル王国の、その一地方であるセラルーノ地方州と成って、彼は同地方を統治する公爵王位と成る歴史が後に待って居る。


「話を脱線させるなっ!!」


「ったく、お前は兄の事に成ると人が変わるから始末に負えん。それよりも早く、わざわざ此処にやって来た用件を言えっ!!」


「そうでしたね。今日、此処に来たのは、我が国も貴国が計画して居るレノア地方東南諸国商業連盟条約に参加したいとの申し入れをしに来た為です。」


「ああ、その事か。」


「家としては構わないが・・・・・・・・・」


「分かって居ます。我が国は300年もの長きに渡り、跡目争いの末に袂を別れてしまった隣国たるバジリアナ王国と戦争をして居る事が有ります。」


「そして、そのバジリアナ王国は、ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟の一員たるカレールーナ帝国とは同盟国の関係であり、実質的は傀儡国家と成って居る相手に戦争をして居る事ですね。」


「ああ、幾らお前達セラルーノ王国とセラルーノ王国政府が内乱をして居ると公式に述べており、且つ西方バルバッサ帝国同盟諸国、その盟主国であるローラーナ帝国の両方に敵対の意志は無いと言ったとしても、間接的に敵対して居ると見られてしまう可能性が有るのは、家としても非常に不味い事だ。」


「ですが、我が国としても、内乱を続けて行くにしても、隣国の処置を放置するにしても、当のバジリアナ王国が、ちょっかい仕掛け続けて来る以上は、応戦と迎撃はしなくては成りません。」


「その為には、少しでも多くの国々との経済的な繋がりが欲しい所なのです。」


 西方バルバッサ帝国同盟の一員たるカレールーナ帝国とセラルーノ王国の二か国は、正面切っての武力衝突には至っていない。


 だが、カレールーナ帝国の実質的な傀儡政権に陥って居るバジリアナ王国の要請で、セラルーノ王国に隣接するカレールーナ帝国との友好国と軍事同盟国は、経済封鎖を敷いて居る。


 

 その影響で半島国家であるセラルーノ王国は、陸と海からの貿易路を活かした経済活動が半分に減ってしまって居た。


 その影響で近年では、軍事力の低下が見られ始めて居た。


 その事態を打破する為に、ラピスの兄であるセラルーノ王国の国王、イザーク・サハリンラードは、古くからの知り合いでもある新生ミンフィル王国の国王、ユーゴ・ラーシルズに向けて、実の妹を使者として派遣したのが、 ラピスがミンフィル王国に来て居る大きな理由である。



 そして、レノア地方東南諸国商業連盟条約とは、ミンフィル王国がカレールーナ帝国と直接的に武力衝突を避けながら、国を大きくして行く為に編み出され相互経済条約に見せかけた軍事同盟の事で、ユーゴ達が大国との武力衝突と武力侵攻を避けながら、何れは大国と対峙する為に編み出した苦肉の策でもあるのだった。



 これが後に、ミンフィル王国東南諸国同盟条約と成ってカレールーナ帝国に圧迫されて居た反帝国の東部諸国を纏め上げ、アースティア国際平和維持連合の加盟地域の一翼として戦う事に成るのだから、本当に先の事は分からない物だとも言えた。


「既にミンフィル王国の北側に位置して居る山脈を国土に有するドワーフ族の国、ナカハラドラス部族国とは、その話が纏まったと聞いて居ます。」


「流石に耳が早いな。」


「彼の国の鉱山地帯は、家とも近いし、商取引きで武具を入手し易くしようと持ち掛けたら、二つ返事で条約締結が出来た。」


「これもレノア中央都市国家連合を解放し、味方に引き入れた事が大きい。ナカハラドラス部族国の政府首脳陣等は、家との繋がりは経済的に良い取引と見て居るのだろうな。」



 ナカハラドラス部族国とは、ミンフィル王国の北に在るウィーロ連峰山脈と挟んでの隣国で、ナカハラドラス部族国との国境線と成って居る最高標高が1800メートルクラスの峰々が在る山脈地帯の事である。



 其処は険しい山脈地帯と平原盆地と小さな川が五つしかない厳しい環境の土地と成って居り、住み着くのは物好きとドワーフ族を含めた亜人種族のみである。


 ユーゴとミンフィル王国は、この国から武具生産の商取引を持ち掛ける形で、国防上に必要不可欠な秘密同盟を結んで居た。


 ナカハラドラス部族国は、その大地に在る都市の他に、地下坑道を利用した地下都市が広がって居ると言うドワーフ族独特の地下都市を持った国家である。


 ユーゴとミンフィル王国は、その地下都市を通じて、秘密貿易をしようと試みて居た。


 地上の貿易路で真っ当な商品と量産品の武具を買いつつ、両国の国境付近の地下都市と地下通路にて、他国には余り言えない様な武具や兵器を取引しようと言う計画が進められて居た。


 この事は他国には漏れてはならない秘密事項なので、流石のラピスとその兄であるイザーク・サハリンラード・セラルーノ国王とセラルーノ王国政府は、この条約の本当の目的をまだ知らない様である。 


「詰まり、早い話がセラルーノ王国も、この話に一枚噛ませろと言いたいのか?」


「はい。掻い摘んで言えば、そう成ります。」


「直球な物言いだな。」


「もう少しだけ、贅沢を言うのなら、ミンフィル王国経由で武具の横流しをして欲しいのです。それも適正価格の値段でっ!」


「だけどな、今のセラルーノ王国に味方しても、家の国には、余りメリットが無いな。」


「一つだけ有りますよ。」


「はて?我が国から見て、セラルーノ王国に、そんな事が有ったかな。」


 ユーゴは首を傾げる。


 セラルーノ王国は緑と大地の恵みに恵まれた国土と陸路と海路の貿易路で成り立っている何所にでも在る様な王制国家である。


 だが、今は旧体制時代のバジリアーナ公爵領土が独立した隣国との内戦状態に在るので、それに伴う厄介ごとを抱えて居る所であり、それに味方をしても、その喧嘩相手に睨まれるだけで、利益と成る様なメリットが全然無いのだ。



「分からんっ!」


「では答えを言いましょう。」


「ズバリ、これから先、万が一の場合ですが、ミンフィル王国へと迫ろうとするカレールーナ帝国とバジリアナ王国の両方から南西方向からの侵攻作戦を防ぐ事が可能と成ります。」


「はっ?なんだとっ!本気かっ?」


「はい。お兄様は今回我が国を助けて下さるのなら、それくらいの事はお礼として、当然の事と申し上げて、いらっしゃるのです。」


「うーん。」


 ユーゴは予想外の見返り提案に意表を突かれて、如何すべきなのかを迷い、口ごもってしまった。


(確かにセラルーノ王国が南部の盾と城壁の役目を担うと言うのなら、我が国は北部の勢力のミンフィル王国への取り込みや争乱の平定に尽力が出きるし、レノア地方のど真ん中であるレノア中央都市国家連合の防備に専念する事も可能だ。)


(セラルーノ王国が倒れない程度に、援助と商取引の融通をしてやるだけで、俺としても、ミンフィル王国としても、今後の国家運営をして行く上で都合が良いかも知れないな。)


ユーゴは暫し、思案を巡らせ、答えに至った。


「分かった。ミンフィル王政府閣僚議会とミンフィル王国元老院議会には、セラルーノ王国の申し入れに付いては、直ぐにでも会議に掛けて検討する事にする。」


「結果を出すには、数日ほど掛かるが、構わないか?」


「はい。構いません。」


「兄上からも、私に全権を任せられて居るので、正式な条文書類を受け取るよりも、答えの結果だけを持ち帰って欲しいとも言われて居ます。」


「結果が分かれば、水竜を使ってでも伝令官を飛ばして、条約締結に向けての返事も即答する予定ですので、ご心配には及びませんよ。」


「そうか・・・・・・・・・・」


ユーゴとラピスの会談は、こうして一先ずの決着を見た。


 この数日後、ミンフィル王国は、ミンフィル王政府閣僚議会とミンフィル王国元老院議会に措いての会議決定で、セラルーノ王国がレノア地方東南諸国商業連盟条約に加盟する事を認める通達文を発行した。


 これによりセラルーノ王国は、ミンフィル王国を通じての貿易取り引きが可能と成ったのである。

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