外伝19話 新世界日本風土記 新制度と亜人社会日本っ!!2

 アースティア暦1000年・西暦2030年・5月8日・午前10時45分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・地球海洋諸国連合同盟勢力圏・日本列島・日本国・新日本国領・サクラ諸島県・サクラ島本島・サクラ諸島県庁所在地・サクラ海浜市・サクラ海浜港にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 日本政府が派遣した日本国亜人居住地域学術現地調査団は、サクラ諸島県の主要亜人種民族であるサクラ・マーメリーア部族の人魚達の熱烈な歓迎を受けていた。


 サクラ諸島とその周辺で採取された素材物を使って作られた色とりどりの民族衣装と手製の民族楽器を用いて、調査団の一行を出迎えるべく、歓迎のセレモニーを開いて出迎えていた。



ドンドンドコドコッコッドンドン!!ドンドンドコドコッコッドンドン!!



ドンドンドコドコッコッドンドン!!ドンドンドコドコッコッドンドン!!



ドンドンドコドコッコッドンドン!!ドンドンドコドコッコッドンドン!!



ドンドンドコドコッコッドンドン!!ドンドンドコドコッコッドンドン!!



ドンドンドコドコッコッドンドン!!ドンドンドコドコッコッドンドン!!



ドンドンドコドコッコッドンドン!!ドンドンドコドコッコッドンドン!!



「何だか地球の東南アジアやオセアニア地域の民族音楽あたりを思い出すわね。」


「はい。」


 東南アジア地域はこの世界に転移して来て居るが、オセアニア地域は最早遠い異世界の地。


 二度と行く事は叶わない事を残念そうに思う調査団の一同は、サクラ諸島の歓迎のセレモニーを見て、地球時代のオセアニア地域風の南洋ムード漂う、このセレモニーに対して、懐かしさと寂しさを覚え感じて居た。


「さぁ、族長であるお母さまがお待ちです。直ぐに皆様をご案内致しますので、皆様はバスへとお乗り下さい。」



 メアリー は、サクラ諸島県に住まうサクラ・マーメリーア部族長であり、次期サクラ諸島県の県知事にも、サクラ諸島民によるサクラ諸島県知事選挙で、100パーセントの支持率を得ている委任当選者として、当選して居おり、今から視察団は、そのサリーの邸宅である族長館へと挨拶の為に向かう事に成って居た。


 それにメアリーが何で、バスの事を知って居るかと言うと、既にサクラ・マーメリーア部族長であるサリーが、サクラ諸島の島内開発を文化保護と自然保護に配慮した形での許可を出して居るからであった。


 日本の現代文明の文物の類も、海上自衛隊のおおすみ型輸送艦隊と民間輸送船団を用いて、既にサクラ諸島内へと持ち込んで居るらしい。



 小笠原諸島での一件以来、サクラ・マーメリーア部族の女達は、現代文明に対して物怖じせず、怯まずに、進んで現代文明の文物を手に取って居た。


 それらの物が、安全に使えば危害は無いと分かると、彼女達は一気に先進文明の時代の幕開けたる文明開化を迎えたのであった。


 今ではバイクや車の免許に加え、小型船舶操縦士の免許すらサクラ諸島県の警察署や海保出張所に申請して、適切な指導の下で教習を受けた者達が間も無く免許証が交付されるらしい。


 何で免許証の交付が、そんなも早いのかと言うと、島内は日本本土と違って、教習所レベルの道路しか無いし、人通りも少ない。


 何より人魚達は、サクラ諸島周辺で採れる素材物を加工して作った工芸品を各地に販売して居る為、少々貯えを持って居る小金持ちであるのだが、それ以上にお金をたくさん稼ぐ仕事をする必要が無いので、普段からとても暇な生活スタイルなのだ。


 ぶっちゃけて言えば、尾ひれを足に変化させてのモーター式の乗り物を運転するのは、新しい娯楽とも言えており、大変に人気が出て居るのだった。


 それに今なら各種の乗り物が一つ辺り、50万円程度で、格安売りされて居た。


 これは本土で生産したは良いが、輸出前に海外の顧客達が購入する為にお金を銀行振込で入金された乗り物なんかが、持ち主に届く前に日本や生産地が消えた事が原因で、手元に届く事が無かった代物が、安売りされている状態に成って居た事が原因だった。


 そんな訳で各メーカーは、販売未送品たる品々の元手は取れて居るが、その保管代もバカに成らないので、買ってくれそうな所にバナナの叩き売りの如く、乗り物を売り始めたのだった。


 そんな事情からこのサクラ諸島でも法整備を進め、来月から本格的に船や車、それに二輪車等の小型車両等に限って島民達の運転免許証の交付を決めたと言う訳であった。


 特に海上での人魚族が水上バイクや小型船舶による人身事故を避ける為に、細かい船の航行ルールを定めた法律の制定や洋上標識が立てられる予定である。



 サクラ諸島は、ベネチアなんかの水上都市に近い環境下にあり、近年の日本では昔ながらの水上都市は、沿岸部の開発で町自体の景色や建物が近代化のせいで、その大半が廃れしまって居る状況下にあった。


 そんな理由から昔ながらの文化財や景観のある水上都市を守り、人身事故や船舶事故を減らす為にも、サクラ諸島には新たな船舶航行のルールが必要と成って居た。


 その水上交通ルールの参考するに当たって、国土交通省と交援省・国交課は、ベネチアなんかの水上都市の船舶航行ルールを参考にする積りである。



 サクラ・マーメリーア部族の一般的な収入は一月で20万円程度で、その収入源はサクラ諸島の島々で取れる様々な素材とその材料を用いた装飾品の加工である。


 特にカラフルな色をした真珠やサンゴを使った装飾加工品は、マーメリア海洋王国を経由して、莫大な富を部族に齎して居た。


 そんな感じて、サクラ・マーメリーア部族を含めた人魚達は、結構な小金持ちでも有るのだ。



 メアリーと視察団の一行は、バスを含めたサクラ諸島県の中心地と成るサクラ海浜市の東に位置して居るサクラ・マーメリーア部族の陸上住宅街の中心街へと向かうのであった。



アースティア暦1000年・西暦2030年・5月8日・午前11時05分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・地球海洋諸国連合同盟勢力圏・日本列島・日本国・新日本国領・サクラ諸島県・サクラ島本島・サクラ島本島東側地域・サクラ集落地区・サクラ・マーメリーア部族長館にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 今日の午前中の予定は、午後に予定されて居る県庁庁舎施設の在る官庁街の視察へと向かう前に、日本国の文部科学省が国の重要文化財指定にした、サクラ・マーメリーア部族の住宅中心街で、最も古い集落たるサクラ集落地区のあるサクラ集落東側地区に行く事に成って居た。



 日本政府は、サクラ諸島県内の街並みや景観に付いては、近代的な町並みをヨーロッパの文化財保護の法律に近い形の処置を取るべく、極力島の文化財の建物と擦り合わせる処置を取る積りで、海浜港地区と官庁街と商業地区が置かれた場所は、島民達がこれまで使って居ない空き地を使う事と成って居る。



 サクラ集落地区は、サクラ諸島の歴史的民族文化財としての価値の有る建物も多い地区で、沖縄やオセアニア地域に近い木々や石造りに加えて、泥と海藻を混ぜ合わせて作った漆喰壁を使った物が多かった。


 そして、コヨミ皇国から伝わったと言う屋根瓦を屋根に付けて、シャチ風の鬼瓦の装飾で屋根を飾って居た家屋であった。


 この様な理由から文科省と交援省は、日本国内初の亜人族文化財と成った建物・文物・史跡・無形文化財等を含めた物を、重要度の高い物から国宝・国指定・県指定・市町村指定・部族指定とランク分けされた物が、サクラ諸島県・オオエ島諸島県・大神諸島県・コロロッポ諸島県の4地域の日本国指定文化財と成った訳である。


 この文化財指定の基準の鑑定は、国内の有数の専門家の学者達によって選定され、将来は博物館等での一般公開や観光事業の起爆剤として守って行く事に成って居る。


 桜ヶ浜港から15分後、視察団の一行を乗せたバスは、サクラ海浜市の商業地区と官庁街を通り抜けて、サクラ・マーメリーア部族の部族長館へと到着する。


 その館は東南アジア地域で見られるような木々を使った形式の建物をベースとしつつも、漆喰壁や屋根瓦と言ったコヨミ皇国形式の技術も取り入れ居た建物で、100坪ほどの大きな建物であった。


 この館は築700年が経過して居る建物で、修繕と修理をしながら、代々の族長一家が暮らして来た家である為、 日本国の文化財としての価値を鑑定した結果。


 非常に重要な建物で有り、飛騨高山に有る白川郷の茅葺屋根の家と同等の価値が有ると認められ、亜人族居住地域文化の歴史を未来へと伝える非常に価値の高い物なので国宝に指定される事と成った。


 一応、個人邸宅でも在るので、サクラン・ブロッザム家が所有し、代々一家が住み続ける限りは、邸宅の維持に掛かる固定資産税の税金免除や修繕費なんかには補助金が出される事に成って居る。



 館へとやって来た視察団の主な主要なメンバーは20名くらいで、他は各省庁の職員・大学の学者達とその助手に加え、同行取材の為に同行して来て居る報道関係者なであり、ざっと全部で120名くらいだが、その殆んどが雑用係に過ぎない。


 その他のメンバーは港で分かれて、サクラ海浜市の商業地区に有るホテルにチェックインして居る。


 その宿泊先のホテルは、大手ホテル企業であるアポホテル系列のホテルであった。


 因みにアポホテルの名の由来は、直ぐにアポイントメントが取れるホテルと言うのが、会社名の由来なのだそうだ。


 会社の看板広告に出て居るのは、高齢のおば様社長であり、彼女自ら宣伝活動をして居ると言う、日本国内でも、特に有名なホテル会社の一つである。


 一行が目的地に到着すると、族長館からはサクラ・マーメリーア部族長のサリー・サクラン・ブロッザムが、館の大きな門前の前で、日本国亜人地域学術現地調査団の一行らを出迎えてくれて居た。


「ようこそ、サクラ諸島へっ!!日本国本土からお越しの皆々様。わたしがサクラ・マーメリーア部族長のサリー・サクラン・ブロッザム申します。」


 サリーは、物腰が柔らかそうな女性で、肩まで有る桜色の薄いピンク色がとても艶やかなロングヘアーがとても美しく、そのボデイスタイルも申し分ない。


 人魚族はハイ・オーガ族・牛獣人族・ラミア族・ミノタウロス族・サキュバス・悪魔族・ダークエルフ族等と並び、女性として優れた我が儘ボデイスタイルを持つ種族の一角として有名である。



「日本国政府から日本国亜人地域学術現地調査団の団長と日本国の国会で亜人居住地域・開発振興策問題を担当する事に成りました。交援省大臣補佐官も兼任して居ます。小林由紀子です。」


「今日から4日間の間、この島でお世話に成ります。」


「はい。此方こそ宜しくお願いします。では皆様、館の中へ・・・・・・・・・」


 挨拶もそこそこに館内へと入って行く視察団一行。


 南国ムード漂う中で、彼らは、この館で思わぬ事と遭遇する。



 視察団一行は日本国初の亜人族文化財にして、国宝にすら指定された族長館内に在る迎賓の間へと通され、水草を乾燥させてから編んで作り上げた座布団に座った。


 視察団一行が座ると、族長館に奉公に来ているサクラ族の人魚の女性達が現れ、コヨミ皇国から持ち帰ったお茶の苗をサクラ諸島の風土に合わせて品種改良したお茶が冷茶として振る舞われた。


 その味はと言うと、ややヒンヤリとして居て、苦みの中にほんのりと甘みが感じられる美味しいお茶で有った。


 お茶の入った茶碗を出して居る時の事である。


 男性達は、ぎょっとする場面を見てしまう。


「おい。」


「ああ・・・・・」


「「スカート中に何も穿いてないっ!!」」


「いや、穿いて居る者も居るっ!」


「だけどビキニ風のパンツで際ど過ぎるデザインだっ!!」


 男達が騒ぐもの無理は無い。


 人魚族達は、パンツと言う下着を穿く習慣が元々無いのだ。 


 それでも地上へと出て生活する必要も有るので、何時でも尾ひれの姿に成れるように、濡れても大丈夫なビキニ風の衣服の下に特殊な作りのパンツを穿いて居るのであった。


 そのパンツのデザインは、正面から見れば、女性に取ってとても大事な部分だけが布で隠れるものと成って居るが、それ以外では股の間を通す部分を含めて、紐で作られて居る。


 このデザインは尾ひれを出す時だけは、股に通して居る布地紐を解いた時に横の紐へと縛る事で、水中でもしっかりと下着を身に着けたままで、泳ぐ事が出来る仕組みに成って居る。


 そうそう、下半身が尾ひれと成って居る時は、女性器は鱗と化して隠れて居るので、見えて居ない様に成って居るが、陸地の近海で暮らす人魚族の女達は、身だしなみを気にして、下半身を隠す様にして居る者達も、其れなりに居ると言う事を付け加えて置く。


 少数の人魚族の男性達も、独特なズボンやパンツを穿いて泳いでるので、全くの素っ裸と言う訳では無い。


 こんな理由から人魚達の女達は、陸上てもパンツを身に付けて居ない者が居る、主な理由なのであった。


 因みにブラジャーは水に浸かっても重く成らない素材を使った布や木々や貝殻に軽い鉱石を加工して作った物を身に付けて居るんだけど、大抵の場合は人魚達のバストが大きいので、結構食み出そうな感じに見えている。


「こらこら、分かってても見ないし、知らないふりをする。」


「「「「「すっ、すみません。」」」」」



 団長である由紀子の「めっ」と言われてしまう若い男性陣達。


 思わぬ異文化を体験した男達は、ばつが悪そうに成ってしまう。


「いえいえ、気に為さらないで下さい。わたし達の暮らしでは、これが普通ですから。」


「殿方ですもの、女性のアソコや大きな胸をチラチラと見るくらい可愛い物です。」


「はぁ・・・・・・・・・」


 サリーは気さくに振る舞って、特に気にしないで良いと言うが、由紀子は種族間の常識の違いに戸惑いつつも、これがこの世界の人魚なのかと首を傾げてしまう。


(私が子供の頃に見たたり、読んだりした人魚象とは大分違うような。)


(ああ、そう言えば竜史くんが言ってたったけ。)


(リアルなファンタジー世界の住人は、妙に生々しい所が有るから、童話なんかをベースに接して居ると違和感が有り過ぎると・・・・・・・・・)


(何でだろう。彼が好む美少女キャラ満載のラブコメ小説風の人達が、実際の現実に居るのが、何か納得が出来ない様な気がする。)


 由紀子は人魚と言えば、子供でも楽しめる童話風の人物像を思い浮かべるのに、この世界の人魚族は、実に生々しい下ネタとでも見えてしまいそうになる設定が多い事に、腑に落ち居いと思いつつも、如何にか馴染もうと彼女は努力していた様だ。


「貴方達は独身?」


「「「「「はい・・・・・」」」」」


「じゃ、あの子達とお見合いして行く?」


「「「「「えっ?!!」」」」」


「ちょっとサリーさん。行きなり独身の方々をお見合いに勧誘しないで下さい。」


「あら、ダメなの?もう、島に赴任して居る公務員の男性の方々は、2・3人ほどとお付き合いを始めて居るんだけど・・・・・・・・・・」


「!?」


 何と、既にこの島に赴任した官僚を含めた公務員の男達は、逆ナンパされた人魚の女達に、骨抜きにされて居るらしい事を聞かれた由紀子は、呆れる事を通り越して、絶句してしまう。


 由紀子は(ホンと男って奴は・・・・・・・)と嘆きつつも、その事に付いては交援省と日本政府に報告をして置けば良いと考え、話を進める事にした。


「ううっ、いっ今は、政府の仕事が優先ですので・・・・・・・・」


「それは残念だわ。」


 がっくしと独身の男達は肩を落としてしまう。


 この島なら見目麗しの人魚族の女性達が選び放題だったからだ。


「さて、視察団の皆さんと話し合いをする前に、今から紹介したい人が居るの。」


「メリー姉さん。」


 サリーが呼んだのは、ピンク色のロングストレートヘアーを靡かせ、キリッとした目付きで、クールビューティーなドレス風のビキニ服を着ている女性が奥の部屋から現れた。


 サンゴと真珠の髪飾りに、南国の花飾りで着飾って居り、とても優雅で魅力的な女性だった。


「初めまして日本の皆さん。わたくしはサリーの姉で名をメリー・サクラン・ブロッザム・マーメリアと言います。」



「今日は妹が大事な決断をし、皆さんと重要なお話をすると言うので、嫁ぎ先から実家であるサクラ諸島へと里帰りをしにやって来ました。」


「今日はどうぞよろしくお願いいたします。」



「メリー姉さんはマーメリア海洋王国の王室に乞われて、お嫁に入った方なんですよ。」


「「「「「「「「「「えっ??!!」」」」」」」」」」と視察団一行は、サリーの一言に凍り付いた。


「はい。わたしの現在の身分は、マーメリア海洋王国の女王でも在るのです。」


 突如として現れたマーメリア海洋王国の女王であるメリー・サクラン・ブロッザム・マーメリアは、何故、日本国の日本国亜人居住地域学術現地調査団の前に現れたのだろうか?


その目的とは一体、何なのだろうか?


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