君が来たから
君はそっとボクに近付いて
そう
ボクを困らせる
熱帯夜から解放されて
朝は清々しく感じられて
空気は乾いたようで
晴れ渡った空の青は遠くなったようで
夏は終わった
って感じてはいたけど
だからかな
君はボクに近付いて
いつの間にか
そう
そうやってボクを困らせるのは
いつもの事
乾いた風が木々を揺らして
ざわざわざわ
と
噂話
見えないよ
いつだって君は
清々しい朝に
窓を開けると
ほら
クシュン
噂話のせい
なんかじゃないさ
クシュンクシュンクシュン
止まらなくなったよ
ほら
ムズムズムズ
目を擦るのは
泣いていたわけじゃないさ
痒いんだ
何なら顔の全てが痒いんだ
目には見えない
君はいつだって
ボクを困らせる
あぁ
君のおかげで
秋が来たって感じられる
清々しい朝
後悔して
ボクは窓を閉めるんだ
※ブタクサに御用心(*`゚Д´)(っ*`з´)っ・:∴
騙詩てごめん m @msw
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。騙詩てごめんの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます