杯月
杯月(つきつき)
中身を飲み干した後にカップの底に現れる月のような模様。
・占い【占於杯月】
紅茶占いや珈琲占いは、杯月の形で運勢を見るものです。杯月は占いの縁語となるのです。
・残された運命【杯月残命】
杯月は、注がれた液体を飲み干した後に現れるものです。最後まで残りまだ実現していない運命を象徴します。
・取り零されたもの
最後まで飲み切ってなお残る杯月は、取り零されたものをイメージさせます。
救済から零れたもの、破滅から免れたもの、杯月はそんなものたちと同じ存在なのです。
・おまけの楽しみ
杯月は、紅茶や珈琲など、嗜好品とされる飲料の後に残ります。そこから占いをして、さらにお喋りに花を咲かせるのもあり、杯月は、本命を楽しんだ後にさらにおまけで付いてくる小さな楽しみでもあるのです。
・小さな神秘【杯月僅秘】
月は神秘の象徴で、占いとは神秘を解読し翻訳する技術です。
杯月は、それらほどの大きな神秘は持ちませんが、それを真似た幾万分の一くらいの小さな神秘を宿しています。
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