冒険者の準備

あらすじ

無事に狩に成功した。


春夜「学園長、俺休学したいんですけど、いいですか?」

学園長「なんかあったのか?」

春夜「ギルドに入って冒険者でもやってみようと思いまして、この学校は休学中でもギルドの場合は単位が入るじゃないですか。」

学園長「まあ確かにそうじゃが、いいのか妹を守ってやらなくても?」

春夜「大丈夫です、そのことはしっかり伝えて行きますので」

学園長「わかった、ただギルドも楽ではないぞ、自分のレベルに見合ってない依頼を頼まれたりするからな。」

春夜「大丈夫です、ドラゴンとだって戦えますから無属性魔法は、それじゃ処理はお願いします。

・・・

春夜「涼子、俺ちょっと冒険者になりたいから、学校休学するから、学校のことは頼んだぞ。」

涼子「随分と急ですねお兄様、ただお兄様がそう決めたらな、涼子から言うことは何もありません。」

春夜「悪いな急に。」

涼子「いえ、今から始まったことじゃないですし、もう慣れました。」

・・・

さて新しい武器を購入していこう、魔法なんてちんたら一人で使ってたらウルフにも勝てないからな。

刀という武器はよく切れるし、術を真と合わせやすいな修学旅行で拾ってきた鉱石で一本打ってもらおう。

春夜「おっちゃんいるか〜」

おっちゃん「なんだ坊やか。」

春夜「誰が坊やだと・・・まあいいか、この鉱石で一本刀を打ってほしい。」

おっちゃん「珍しい鉱石だな、まあできないわけではないが、特殊な鉱石だからそれなりに金額になるぞ。それでもいいのか?」

春夜「ああ、構わない前金に金貨1枚渡すよ。」

おっさん「ずいぶん羽振りがいいな、なんかあるのか?」

春夜「学校を休学して、ちょっと冒険者になろうと思ってさ、魔法だけじゃ心配だから刀か剣で迷ったんだが叩きつけるより切る方が便利そうだからな。」

おっさん「どっちもそんな変わらんと思うがまあ刀だろうが剣だろうが打ってくれと言われれば作りはするが、強度の保証はしないし、使い方にもよるからな、雑な使い方をしてたらすぐに折れちまうからな。」

おっさん「それにしても入学したての時のあいつが今や冒険者になるために準備してるとはね。」

春夜「うるさい店主だな、そこまで変わってないだろ、おっさんの方が俺が来ない間に老けたんじゃねーか。」

おっさん「あの頃から口は減らねーな相変わらずだな。」

おっさん「新しい相棒の刀ができるまで薪割りでもやってもらうかな」

春夜「全く仕方ねーな。」

・・・

・・・

ここがギルドか始めてきたけど、なんというか喧しいところだな。

受付「冒険者の登録ですか?」

春夜「はい、お願いします。」

受付「学生さんですよね。何属性の魔法が使えますか。」

春夜「無属性魔法ですね、あと剣術ですね。」

受付「珍しいですね、無属性魔法使いで冒険者になられる方あまりいないんですよ。」

春夜「楽しそうなんでね、冒険者」

受付「あまりいないですよ、冒険者の無属性の方。」

俊哉「気にしないでください、問題ありませんので」

受付「そうですか、わかりました、これが冒険者の証です無くさないでくださいね。」

春夜「ありがとうございます。」

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