修学旅行Ⅲ
あらすじ
サバイバル生活が始まった。
さて、始まったはいいがこれと行ってすることもない。
まあ、この模擬サバイバルにはしっかりとした意味がある。
それは実践を想定した戦闘訓練だ。
ただの訓練だけじゃ身につかない技術がたくさんある。
戦闘方法・自分より強い相手からの逃げ方・一週間分の食料の切り分け・強さの測り方・etc
ここでは説明しようもないほどたくさんの能力が試される。
いくら強い相手でも負けることもある。
滅多にないがな。
俺はスタート地点でのんびりしてるがここが一番安全なポイントでもある。
先生が常時いるし、俺が居たところで無属性使いだからかで済む話だからだ。
俺は俺で後々火の精霊と契約をしなければならないと言う大切なことが残っているのでそれを引いても6日は残る。
正直倒したりしても意味ないのでここにいるのが一番いいと思うんだよな。
委員長もここにいるから同じ考えなのだろう。
春夜「委員長は行かなくていいのか?倒した方が点数もらえてお得だろ」
そうこの狩では点数制で倒したことを証明すればプラスして単位を獲得することができるのだ。
委員長「私より自分の心配をしたらどう?無属性で行くのはかなりリスク高いからそこにいるのでしょうけど単位も増えないんだから私より厳しいわよ。
春夜「俺には違う考えがあるんだよ、だからこれでいいんだ。」
委員長「あら、そう敵でも倒せるようになったの?(笑)」
春夜「無属性は使い方が色々あるんだよ。」
委員長「あら、そう、そこまで言うなら期待して一週間後無事に生存している事を期待しておくわ」
春夜「おう、大いに期待して待っているがいいさ。」
こんな会話をしながら1日目が終わったのだった。。。
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