修学旅行Ⅰ

あらすじ

水属性の精霊と契約した。


春夜「涼子俺明日から修学旅行行ってくるから当分家を開けるが、何かあったら電話してくれ」

涼子「わかりました、何かあり次第すぐに報告しますね。」

春夜「ああ、頼んだ、何もないのにかけてくるのは無しな。」

涼子「知っています、お兄様が忙しいことぐらいわかります。」

涼子「それに私は見たことないですが、新しい属性の魔法をたくさん使えるのはすごいことな気がします」

春夜「たくさんの魔法が使えるのは秘密だぞ、例え親であってもな、わかったか。」

涼子「はい、わかりました!」

春夜「よし、いい子だ」


さて妹にも口止めしたし、明日の支度をしよう。

この学校は三年生ではなく二年生で修学旅行を行う。

理由は簡単だ、三年生でイベントをたくさん入れてしまうと進路に響いてしまうからだ。

それに俺みたいに特殊な力が出ればいいが、出ないものは自分の実力で進学しなければならない。

魔力の力、実際の利便性、威力、速さ、etc

取り敢えずわかりやすくいえば戦闘で使えるかどうかが判定されるわけだ。

俺は無属性だから多分期待されてないだろうが、精霊魔法を使えば一目置かれるだろうな。

精霊魔法は普通無属性と並行して使ってる人はいないからな。

この世界では魔法使いと精霊使いの枠があり基本どっちかにしか行かない。

俺の場合は特殊な事例だ。

まあ、無属性でも魔法師になれなくはないがかなり難易度が高い。

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