冒険者Ⅲ

あらすじ

敵を狩るのも一苦労ある(個体数的に)


只今帰りました。

学園長に少々お話があるのですが。。。

春夜「私が魔族退治をして単位を稼いでることが他の生徒に知れたら、自分もその稼ぎ方をしたいと言い出す連中が現れると思われます。」

春夜「そうなると弱い敵がいなくなり強い敵が出てきやすくなると思われます。」

校長「確かにそうじゃな、みんながみんなで弱い敵を狩ってたら強い敵しかいなくなると懸念しているのじゃな」

春夜「はい、その通りです。」

校長「何か対策でも考えているのか」

春夜「ギルド制にして何でもかんでも点数をつけると言う制度ではなく、ターゲットと縛ることで他のモンスターを狩ると言うのを防ぐのはどうでしょう?」

春夜「むやみな討伐を繰り返す人は罰則として逆に単位を減らす処理を行えばむやみな殺生も無くなるでしょう、どうでしょう校長。」

校長「うむ、その案で試してみよう。」

まあ、これを破って殺しまくるやつは出てくるだろう。その場合の対処も考えておかなければならないな。

春夜「校長、これを破るようなやつは捕縛という少し手荒な方法を取りたいと思います。」

校長「儂も学生にそこまではしたくないのぉ」

春夜「仕方ないです、こればかりどうすることもできませんよ。」


春夜「自分も狩に戻ります、他の単位足りてないんで。」

校長「お主の実力なら今のままでも卒業できると思うのじゃがな。。。」

まあ、校長の言うように確かにギリギリではあるが卒業できるんだが、多めに単位を獲得しといてもいいだろう。」



春夜「涼子一緒に魔物仮に行かないか?」

涼子「お兄様からお声を掛けて頂けるなんて、今日はとても素晴らしい日になりそうですわ!」

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