夏休みⅢ
あらすじ
学校の生徒と山で狩をすることになった。
生徒1「そっちにワーウルフが行ったぞしっかり仕留めろよ。」
現在森の中で魔法のトレーニング中だ。
まあ、他の連中から見ればサボってるように見えるだろうが、俺の魔法は無属性に等しいから他の魔法使いからいることができない。
だから決してみんなが見てる中でサボっているわけではない。
それに敵の位置を索敵して教えているのは無属性魔法の賜物だ。
他の4種にできないことを出来るのが無属性魔法のいいところでもある。
例えば索敵魔法を強化すれば長距離の索敵もできたりする。
他の属性魔導師はそもそも索敵魔法を使えない。
多分みんな感がいい奴だなとか思ってるんだろな。
まあこんな使い方わかったの俺ぐらいだろうけどな。
なにせ他の人がわかっていたらとっくにやっていることだろうしな。
それにこれがわかれば魔物の襲来とかもあらかじめわかってしまうわけだし。。。
それに属性魔法使いが圧倒的に多いと言うのもあるだろう。
属性魔法保有者が7〜8割残りは無属性の人だ。
もちろん王都の守ったり、戦ったりしているのは属性魔法使いだ。
無属性魔法使いは自分を強化して農作業や石炭の運搬なんかの職業に就いたりしている。
無属性魔法使いで王都に入ったやつは今のところいないはずだ。
なにせこの情報を知らないからな。
知っていれば1部隊に一人は必ず無属性魔法使いを入れるはずだからな。二人いても困らないしな
石を強化して投げるだけでも相当なダメージが入る。普通に殴った方が強いが空中戦になると戦い方が他の魔導師と変わって地味な戦闘になってしまう。
勝てば良いんだから石でも投擲して落としてしまえばあとはこっちのものだ。
一々魔法の詠唱なんかやってたらその間にやられてしまう。
まあ貴族や王都の客人なんかは戦士職の奴が壁になってその間に魔法職が攻撃するってのがセオリーらしいけど無属性魔術師が一人いれば両方こなせるし索敵魔法使えれば、そもそも的に会うなんてこともないんだけどな。
まあそんなこと知ってるのは俺だけなんだけどな。
他の魔術師が知ったら絶対に無属性魔法の価値が上がって今までの王都での待遇が変わったりしてしまう。
その内公開しても良いかも知れんが、対応策を組んでからじゃないとただ無闇にこの能力を暴露するわけにはいかない。
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