応援コメント

CHAPTER 15:ドーン・オブ・ヴァンパイアズ」への応援コメント

  • !?

    作者からの返信

    @a_bird_in_cageさん、応援コメントありがとうございます!
    今回はついに吸血鬼の歴史と誕生の経緯にスポットが当たりました。
    吸血鬼にも二種類いるというのがこの世界のアレコレの根本的原因だったんですね。
    「最終戦争は人間と吸血鬼の戦い」という作中の常識がガラガラと崩れていく感覚をお楽しみいただけたならさいわいです!

    追伸:ギフトありがとうございました!本当にたすかりますm(_ _)m

  •  姫様に色々と背負わせてますね。当代吸血鬼族が不安定なのは必然的な結果。

    作者からの返信

    あますさん、応援コメントありがとうございます!
    今回は謎に包まれていた吸血鬼の過去と誕生の秘密が明らかになりました。
    この世界の吸血鬼には新旧の二種類がいたんですね。最終戦争は人間VS吸血鬼の戦争ではなく、人間を裏で操っていた旧種族VS新種族の、いわば吸血鬼同士の内紛とでも言うべきものだったのです……。(もちろん人間も新種族の吸血鬼を憎悪し、絶滅させようと息巻いてはいたのですが)
    リーズマリアの父である先帝は旧種族でも最強の戦士で、オスマン帝国に滅ぼされかかっていたヴラド三世に力を貸すなど義侠心のある人物だったのですが、そんな性格だったこともあって新種族に同情してしまったんですね。最初は旧種族と新種族が共存するための橋渡し役をするつもりだったのですが、旧種族からは裏切り者として糾弾され、逆に新種族からは救いの神のような扱いを受けてしまったことで、にっちもさっちもいかなくなってしまったという感じです。虐げられている者を見捨てておけず、人間とも平和に共存することを心から願っていた彼が、結果的に世界を滅亡させた大悪人になってしまったのは皮肉というほかありませんね……。
    そしてリーズマリアについても政治の都合で生み出してしまって申し訳ないという気持ちはあったと思うのですが、もしかしたら自分が実現できなかった平和な世界を作ってくれるかもしれない……という一縷の望みを託してもいました。
    なお新種族が不安定になったのは聖戦後で、それまではむしろ旧種族に比べて圧倒的に繁殖力のある改良型だったんですね。ただ産めよ増やせよで遺伝子プールを使い切ってしまったというか、本来ならもっと長いスパンで交配していくところを無理やり圧縮してしまった弊害が現在になって出てきているとお思いいただければと……。