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2024年11月25日 18:53
そういえばエクストラサーティーンって別に同時期に作られたわけではないんですよね。ノスフェライドが一番最後に作られたということは、かなり当時の選帝侯のなかで争いがひどかったのでしょうか…
作者からの返信
はりかさん、応援コメントありがとうございます~!おっしゃるとおり、聖戦十三騎は作られた時期にだいぶ差があります。そもそも聖戦自体が相当長い期間続いた(およそ半世紀以上……)ということもあり、聖戦十三騎の第一号機から第十三号機(ノスフェライド)が揃うまでには二~三十年ほどの時間が経過しているとお思いいただければ間違いないかと。そしてノスフェライドの開発計画が発足した時期にはすでに戦争の趨勢は決しており、敗色濃厚の人類軍に最後のトドメを刺すだけなら既存のブラッドローダーで充分でした。もし戦争終結がもうすこし早ければ聖戦”十二騎”で終わっていた可能性もあったんですね。結局ノスフェライドは終戦ギリギリのタイミングで完成したのですが、その設計コンセプトは従来のような対人類ではなく、対吸血鬼・対ブラッドローダー戦を主眼に置いたかなり異質なものになりました。戦後ノスフェライドは”皇帝の殺し屋”ルクヴァース侯爵のもとで八面六臂の活躍をすることになるのですが、討伐の対象はもっぱら地方領主クラスで、選帝侯同士が直接ブラッドローダーで激突するような状況が現出することはこの時代までありませんでした。もちろん選帝侯同士の対立は多々あったものの、それはあくまで宮廷政治の範疇に留まっていたのです。しかし皇帝の死後、ディートリヒの台頭とリーズマリアの即位を経て、選帝侯同士の闘争というタブーがついに破られてしまった……というのが本編のおおまかな背景となります。
2021年6月29日 18:00
呼んだら来る。スーパーロボット感増し増し。戦力比が残念な感じに。アゼト氏なら、上手いこと落としどころを探ってくれそう。
応援コメントありがとうございます!ピンチになったところでロボを召喚するシチュエーション、やはりこのジャンルのお約束であり王道なので一度はやってみたいなぁと思いまして。ブラッドローダーはウォーローダーに比べれば文字どおりのスーパーロボットなので、こういった音声認識や自律行動も出来るということで……。(笑)自業自得とはいえ、圧倒的優位から絶望の淵に叩き落されてしまった人類解放機構軍にはお気の毒ではあります。
2021年6月16日 21:33
大佐、運も相手も悪すぎだったな。
ムネミツさん、応援コメントありがとうございます!ヴァレンスキ大佐、よりによって喧嘩を売ってはいけない相手に自分から戦いをけしかけてしまいました。そもそもブラッドローダーは絶対数が少なく、ほとんどの人間は一生お目にかからない(遭遇したら100%死ですが……)ということもあり、大佐もまさかこんなところで出くわすとは夢にも思わなかったんですね。大佐と50人の部下たちの運命やいかに……ということで、次回もご期待ください!
2021年6月16日 21:05
最高以外の感想がないです!
ハムカツさん、応援コメントありがとうございます!そしておまたせしました!ついにノスフェライド登場でございます!ロボ召喚シーン、いつかやりたいなぁと以前から思っていたので、今回は作者としても楽しんで書けました。お楽しみいただけたなら作者冥利に尽きる思いでございます~!次回もぜひぜひご期待ください!
そういえばエクストラサーティーンって別に同時期に作られたわけではないんですよね。ノスフェライドが一番最後に作られたということは、かなり当時の選帝侯のなかで争いがひどかったのでしょうか…
作者からの返信
はりかさん、応援コメントありがとうございます~!
おっしゃるとおり、聖戦十三騎は作られた時期にだいぶ差があります。そもそも聖戦自体が相当長い期間続いた(およそ半世紀以上……)ということもあり、聖戦十三騎の第一号機から第十三号機(ノスフェライド)が揃うまでには二~三十年ほどの時間が経過しているとお思いいただければ間違いないかと。
そしてノスフェライドの開発計画が発足した時期にはすでに戦争の趨勢は決しており、敗色濃厚の人類軍に最後のトドメを刺すだけなら既存のブラッドローダーで充分でした。もし戦争終結がもうすこし早ければ聖戦”十二騎”で終わっていた可能性もあったんですね。結局ノスフェライドは終戦ギリギリのタイミングで完成したのですが、その設計コンセプトは従来のような対人類ではなく、対吸血鬼・対ブラッドローダー戦を主眼に置いたかなり異質なものになりました。
戦後ノスフェライドは”皇帝の殺し屋”ルクヴァース侯爵のもとで八面六臂の活躍をすることになるのですが、討伐の対象はもっぱら地方領主クラスで、選帝侯同士が直接ブラッドローダーで激突するような状況が現出することはこの時代までありませんでした。もちろん選帝侯同士の対立は多々あったものの、それはあくまで宮廷政治の範疇に留まっていたのです。しかし皇帝の死後、ディートリヒの台頭とリーズマリアの即位を経て、選帝侯同士の闘争というタブーがついに破られてしまった……というのが本編のおおまかな背景となります。