姫様マジ姫様。優しい主君ですね。この時代には合ってないけども。
んー。自作自演的な香りがする。そのレジスタンス司令官って人類かな。
作者からの返信
あますさん、応援コメントありがとうございます!
普通の吸血鬼なら人間、それも自分を攻撃してきた相手に情けをかけたりはしないのですが、リーズマリアは人間に育てられたのでそのあたり「吸血鬼らしくない」考え方をしています。
次期皇帝となるべき立場でありながら、同種からは人間に与する裏切り者と思われても仕方がない部分はあります……。
レジスタンスの指揮官については現段階ではあまり多くは語れませんが、彼の登場によって反吸血鬼活動が活発化したのは事実で、人類にとっては希望の光のように思われているんですね。
その正体についてはいずれ本編で解き明かされる時が来るので、どうかご期待いただければと思います。
吸血鬼と組んだ主人公にとっては、レジスタンスも取り敢えずは敵ですね。
敵の敵は味方になりえない、世知辛い世界。
アゼトにはこのピンチを切り抜けて欲しい所です。
ローダーも種類が増えて、カタログが欲しくなりました。
作者からの返信
ムネミツさん、応援コメントありがとうございます!
そうなんです!人類解放機構軍にとっては吸血鬼イコール倒すべき敵なので、リーズマリアが人間との共存を望んでいようとお構いなしに襲いかかってくるんですね。無用な争いを避けたくても、そもそも話し合いが通じる相手ではないので、アゼトとしても戦うしかないのです……。
ウォーローダーについてはいずれ機体解説のようなものをどこかで発表出来たらなぁと思っております。お恥ずかしながら絵心がないので、メカのビジュアルについては読者の皆様のご想像におまかせします。(汗)
人類側のレジスタンスも存在している。その上で物語に今で関わってこなかったことにきな臭さを感じつつも火力装甲のスカラベウス、機動力のカヴァレッタ、汎用性のアーマイゼって機種の振り分けが本当に好き・・・・・・ 意外と小説だとやりにくいんですけど分かり易くて本当に好き!
作者からの返信
ハムカツさん、応援コメントありがとうございます!
いままで本編には関わってこなかった人類側のレジスタンスですが、今回ようやくの登場となりました。
アルギエバ大公は自領内でのレジスタンス活動を厳しく監視・弾圧しており、人類解放機構もそういった土地では思うように動けないんですね。
クルセイダースは50機ものウォーローダーを擁する大所帯ですが、これはイザール侯爵がそれほどレジスタンス狩りに熱心ではなく、さらには部隊ごと逃げ込める場所(廃墟)があるというのが大きかったりします。このあたりの事情については今後詳細が明らかになってまいりますので、ご注目いただければと思います!
そして第一部冒頭以来の登場となるアーマイゼですが、この機種はウォーローダーの大ベストセラー機なんですね。最終戦争当時の総生産数は三百万機以上にのぼり、終戦から八百年あまりが経過した現在でも五十万機ほどが現役で稼働しています。サブタイプも多岐にわたり、現地改修型やジャンクビルド品といった一点物を含めると、全体像の把握はもはや不可能なレベル……。
ちなみにアゼトとシクロもアーマイゼのカスタム・モデル(不要な装甲を取り払った超軽量型)に乗っていた時期があり、結局より俊敏なカヴァレッタに落ち着くものの、吸血猟兵のハードな操縦に耐える懐の深さも汎用型ならではと言えるかもしれません。(スカラベウスも悪い機体ではないのですが、高速で動き回りながら敵を仕留めるという二人の戦闘スタイルには合わなかったので……)
各ウォーローダーの描写については「読者の皆様に伝わっていればいいなぁ」と思いながら書いているので、お褒めにあずかり大変うれしく存じます!
次回からはいよいよバトルに突入してまいりますので、ぜひぜひご期待ください!
人間側もかなり薄気味悪いことになりつつありますよね。レジスタンス活動は当然と言えますが…。:゚(;´∩︎`;)゚:。 最高指導者……姫様の行く手に立ちはだかる的になりそう。
姫様はただでさえクソ義兄貴(失礼)という強敵がいるのに!
作者からの返信
今回は第三勢力・人類解放機構軍の初登場回をお送りいたしました!
この世界の人類軍は吸血鬼との戦争に負けて壊滅したのですが、一部の連中はしぶとく生き残り、ハ百年後のこの時代でも武力闘争を続けているんですね。
ほとんどの人間はおとなしく吸血鬼に服従しているのですが、なかには反骨心のある者もいるので、いつの時代もレジスタンス組織の門戸を叩く者は絶えないのです。あとは農家の三男・四男みたいな立場だともうレジスタンスで出世するしかねえ!といったパターンもあります。(大抵は鉄砲玉として使い捨てにされてしまうのですが……)
そして謎に包まれた最高指導者についても後々話に関わってまいりますので、なにとぞご期待くださいませ!