会議シーンでしっかり主役を持ち上げ、敵幹部各々のポジションをはっきりさせと、完璧ですね。めちゃ燃えてきます。ハルシャはなよっちい物腰が逆に実力で言うと中堅上位クラスはありそう。それか特殊な装備でも付いているか……。
作者からの返信
@a_bird_in_cageさん、応援コメントありがとうございます!
私用により御返事が遅れてしまい申し訳ございません!
お褒めにあずかり大変光栄です!個人的に敵幹部が集まる場面が好きということもあり、書いていてとても楽しかったエピソードです。
今回初登場のアイゼナハ・ザウラク卿ですが、アゼトに対して最大の賛辞を送っているあたり、敵だろうと公正に評価する武人の性分が表現できたかなと思っております。アルギエバ大公ほどではないにせよザウラク卿もかなりのベテランなので、そのあたり若手に比べると老成しているんですね。
そしてハルシャくんですが、現時点では十三選帝侯のなかでぶっちぎりの最弱です!どのくらい弱いかと言うと、腕相撲や綱引きをやらせたらリーズマリアにも余裕で負けるくらい……。身体能力だけでなく動体視力や反射神経も話にならないレベルでダメダメな彼ですが、なぜそんな彼が親類縁者を押しのけて選帝侯に選ばれたのかについては今後あきらかになってまいります。名前だけ出てきた彼のブラッドローダー「アルダナリィ・シュヴァラ」についてもちょっとしたギミックを用意しておりますので、なにとぞご期待ください!
わーっ!わるいやつらだ!!!
でも選帝侯の間って本当に仲が悪いですね。これにおじいちゃんが加わっていたのだとしたらディートリヒ氏の胃の強靭さに頭が下がります
作者からの返信
はりかさん、応援コメントありがとうございます!
前回に引き続き悪役総登場でございます~!(そうじゃないのも若干混じってますが……)
すでに聖戦終結から800年も経っているということもあり、選帝侯たちもほとんどが二代目・三代目に代替わりをしているんですね。その結果、人間との戦いを生き抜いた戦友というよりは内戦時の仮想敵という側面のほうが強くなってしまい、基本的に現在の選帝侯同士は険悪とお思いいただければと……。
そんななかでアルギエバ大公は年長者として全員から一目置かれる存在だったのですが、戦中派らしく「喧嘩おおいに結構」「仲良しこよしでは戦場で役に立たない」というスタンスだったこともあり、むしろ拍車をかける側でした。(ろくでもない爺さん!)
そんな感じだったので、もともと情が薄く、他人はあくまで道具と割り切っているディートリヒは彼らのまとめ役としては適任だったといえるかもしれません……。