応援コメント

CHAPTER 10:ジ・エンプレス」への応援コメント

  • 姫様!!!
    アルギエバのおじいちゃんの「うわああああああああああこいつ根本から社会崩壊させようとしてる!!!!」って思う気持ちがわかります。まだ幼い少女ですから、リーズマリアに教育を施すことで「矯正」することもできたはずですが、それもできないほどリーズマリアがぶっ飛んでると悟ってしまったんでしょうね……。
    反面、姫様の思いもよくわかります。今まで見せてこられた風景は、ハイリネージュ側が変わらないと、社会維持ができない問題になっていると思うんです。

    作者からの返信

    ことり@つきももさん、応援コメントありがとうございます!
    大公はリーズマリアの親代わりというか後見人というか、設定上はこの時点で半世紀以上は一緒に過ごしているんですが、それだけにショックも大きかったのではないかなあと思います。自分が施した吸血鬼としての「教育」がまったく効果を上げていないどころか、思想的にはますます人間側に傾いてしまっていたわけですから……。
    「可愛さ余って憎さ百倍」という言葉がありますが、大公の場合はディートリヒのように単なる憎しみだけでなく、すくなからず愛もあったがゆえに余計に怒り狂ったみたいな部分はあります。人間を見下している大公がじつは誰よりも人間臭さを持ち合わせていたというのは皮肉でもあり、バルタザール・アルギエバというキャラが背負った逃れがたい宿業と言えるかもしれません。
    そして吸血鬼社会を破壊しなければ世界そのものが立ち行かなくなるという問題は物語の根幹でもあり、そこに着目していただけたことは作者として大変うれしく存じます!

  • 伏線回収だぁ!やっぱその末裔だったんか

    作者からの返信

    この回ではこれまで断片的に語られるだけだった吸血猟兵の正体、そしてシクロとアゼトの過去が明らかになりました。
    吸血猟兵、大戦中はあらゆる手段を用いて吸血鬼を狩っていたことから、この時代でも恐れられていたんですね。
    元ネタは某レッドショルダー部隊ですが、隠れ里を作って暮らしているあたりは「忍者もの」のテイストも混ざっているかもしれません……w