応援コメント

CHAPTER 08:シルバー・ブレット」への応援コメント

  • シェルナバシュは過去、気のいい猟師だったのが食っていけず人狼兵に…とかだったら切ないなと思いました。


    聖書、ヴァンパイアの世では禁書扱いでしたか!なんだか隠れキリシタンみたいな…。

    作者からの返信

    ことり@つきももさん、応援コメントありがとうございます!
    シェルナバシュの過去については本編では触れなかったのですが、一応設定としては反吸血鬼レジスタンス組織のメンバーということになっております。
    ウォーローダーの操縦技術に長けていたことから組織でも名の知られた戦士だったのですが、あるとき仲間とともにアルギエバ大公に生け捕りにされてしまったんですね。大公は処刑場に引き出されたレジスタンスたちにむかって「命乞いをすれば一人だけ助けてやる」と宣言し、仲間たちが沈黙するなか、シェルナバシュは死の恐怖に耐えられず助命を請うてしまったのです。人狼兵に改造された際に人間だったころの記憶はほとんど消去されているのですが、仲間を裏切った罪悪感はいまなお残っており、強い敵を求めるのはその苦痛から逃れるための代償行動でもあります。ぶっちゃけてしまえば「早く死んで楽になりたい」と思っているのですが、その捨て身の戦いぶりが大公に評価され、下級兵士から人狼騎士団長にまで出世することになったのは皮肉ではあります。
    そして聖書が禁書扱いされている件についてですが、最終戦争が起こる前からキリスト教系団体(なんか戦闘力が高い神父がいる系の……)と吸血鬼は敵対しており、戦時中には人類側の反吸血鬼スローガンとしてしばしば聖書のテキストが引用されたことから、吸血鬼の勝利後は忌まわしい書物として排斥されてしまったんですね。逆にアゼトら吸血猟兵にとっては吸血鬼に支配された暗黒の世の中で縋るべき唯一の光明でもあり、大事な戦いのまえには精神統一のために聖句を暗誦する文化が定着しております。

  • 銀の弾丸……ウォーローダーに装填されているのは銀製なんですかね? 比喩表現でしょうか?
    面白いな~

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます!
    「銀の弾丸」というのはあくまで比喩表現で、実際はごくふつうの二十ミリ徹甲弾です。(汗)
    狼男の弱点といえば銀の弾丸ということで、ただの弾丸も状況によってはシルバー・ブレットになりうる……という意味合いを込めてみました。紛らわしくて申し訳ございません!m(_ _)m