ヴェルフェンとかヤクトフントには人間は乗れないんですかね?奪取は可能?
おもしろいなー!ヴェルフェンはクエント人が乗り回してたベルゼルガ感がありますね!騎士かっこええんじゃ~
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
ヴェルフィンやヤクトフントは人狼兵用のウォーローダーですが、普通の人間が乗って乗れないことはない……という感じです!人狼兵も四肢と五感を用いて操縦しているという点では人間と同じですので。
ただ操縦桿やペダルといったインターフェース周りが人狼兵の使用を前提にチューンされている≒人間向けではないので、十分に乗りこなせるかどうかというと厳しいかもしれません。具体的にはレバーやペダルがぜんぶ”重い”のです。パワーがある人狼兵にはそれでちょうどいい具合なのですが……。
シクロとアゼトも他に選択肢がなければヤクトフントを奪って乗ることもあるかもしれませんが、やはり人間用のウォーローダーのほうがいろいろと使い勝手がいいので、性能がよくても彼らが好んで使うことはないんですね。
うおお、ご明察!ヴェルフィンの元ネタはベルゼルガです!ベルゼルガにガリアンとビルバインの要素を足して……みたいな感じのロボを想像して頂ければ幸いです!
アゼトにもそれなりの正義感があるって事でしょうねぇ。次回はバトルと来ますか!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
アゼトはこの世界では珍しく性格の優しい少年なので、目の前で無抵抗の人間が殺されそうになっているのを黙って見ていることが出来ないんですね。シクロさんはその点多少スレているので、吸血鬼の下で甘い汁を吸っていた人間なんて放っておけばいいと賞金稼ぎらしいドライな反応です。
とはいえ彼女も吸血鬼に家族を殺された人たちにポンとお金を渡してしまうお人好しなので、最終的にはアゼトに同調して助けに向かうわけです。似たもの姉弟ということで……。(笑)
次回からはメカバトルをお送りしますので、ぜひぜひご期待ください!
結構この二人、不合理で感情的な行動ばかりしていますけれど。その上で彼らが好ましいのは本当に1時間先に生きているのか分からない世界だからって事を強く感じます。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
するどいご指摘です!作者としてそこに着目していただけて大変うれしく存じます!
プロローグで報酬の半分を人にあげてしまったこともそうですが、二人とも基本的に「宵越しの銭は持たない」「一寸先は闇」という思考で生きているんですね。一時間後に生命がある保証がないほど荒みきった世界なので、人々はどうしても場当たり的な生き方になってしまうのですが、そんななかでもアゼトとシクロはひとかけらの良心や思いやりを持っている稀有な人間ということで、善人でもあり変人でもあると思っていただければと…。
そんな二人がこの先どんな厄介事に巻き込まれていくのか、ぜひぜひご期待ください!
相変わらず商業ラノベにも劣らない作り込まれた世界観と魅力的なキャラクター、掛け合い、SFミリタリー的薀蓄、そして迫力がありかつスピーディーな戦闘シーンに感服しっぱなしです。
しかしあらすじのリーズマリア姫(?)は中々引っ張りますねぇ(笑)
作者からの返信
ビジョンさん、応援コメントありがとうございます!
お褒めの言葉をいただいて本当に光栄です!ロボットものは前々から書いてみたかった題材なので、今回は自分の好きな要素をこれでもかとぶち込んでみました。ひたすら好き勝手やっている作品ではありますが、読者の皆様にお楽しみいただけているなら作者としてなによりの喜びに存じます!
リーズマリアの登場はあと数話お待ちください~!(本当はもっと早く出す予定がメカバトルについつい筆が乗りすぎ…笑)
ウォーローダーの質もあれこれあるわけですねえ。カヴァレッタを使っているのは入手性と機動力ゆえ、ということかな。ブラッドローダーと同等の機体があれば人類vsブラッドローダーでも戦いになるんだろか。
作者からの返信
前の話でも触れましたが、カヴァレッタはこの世界ではあまり人気がない機種なんですね。偵察用に開発された機体ということで、戦闘には不向きな機種だと思われています。
シクロとアゼトがそんなカヴァレッタを愛用しているのは、軽快な操縦性がアクロバティックな動きを得意とする彼らの戦闘スタイルに合っているのと、部品が安価で手に入りやすいというところが大きいんですね。そういう意味では乗り手を選ぶ機体ではあります。(汗)
人間用のウォーローダーが800年前の機体をレストアしつつ使っているのに対して、ブラッドローダーはそのあいだずっと技術進歩と改良を重ねてきているので、ウォーローダーでブラッドローダーに勝つのはだいぶ厳しい感じです。そのあたりも今後の話で描いてまいりますので、なにとぞご期待ください!
うわー!大人気ないぜおじいちゃん!
一生鍵のかかった部屋に幽閉して実権を握るでもなく、これ、姫様を日に晒して抹殺する気では?!
作者からの返信
ことり@つきももさん、応援コメントありがとうございます!
アルギエバ大公のおとなげなさがこれでもかと発揮されております~!
後々の展開の話になって恐縮ですが、大公としてはリーズマリアをディートリヒの対抗馬に仕立て上げたいという思惑があり、そのつもりでここまで後見人として育ててきたんですね。それがいざ次期皇帝に即位という段になって急に自分に逆らいはじめたというか、人間との共存・至尊種の専制支配の廃止という大公的には絶対に認められない主張をし始めたので、人狼兵部隊を差し向けて抹殺を図ったのです……。大公としても苦渋の決断というかここまでの政治的工作が水の泡になって大変ショックだったのですが、至尊種の未来のためにこんな奴を皇帝にするくらいなら反逆者になったほうがマシという使命感から今回のような挙に及んだとお思いいただければ幸いでございます!